カラオケやバンドでの練習やステージ活動は、
トレーニングの時間に数えないようにしましょう。
歌うなかで、声や体を捉えられる人は、
よほどのベテランが素質に恵まれた人であり、
初心者には不可能です。
本番形式で試みるのは、大切なことですが、
基礎の練習としては、
明日のための体づくり、声づくりを優先することが大切です。
できるところをより確実にしていくのが、基本トレーニングだからです。
今、何をすれば将来的に有効であるのかをつかむことです。
それを練習課題の中心とするのです。
1.できることが何かを知る
2.できることを確実に行えるようにする
3.調子のよいときには、一歩先のことやできないことに挑戦してみる
4.できなければ、できることに戻る
5.できるなら、半歩先に応用してみる
この繰り返しが、基本を確実に身につけていくためのアプローチです。