こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
今日もP&Hで2件の診察でした
なんだかんだここ最近毎日P&Hです・・・
今日は2年ぶりに診察させて頂いた9歳の柴犬ちゃん
2年前には、こんな風にはなってなかったんですが、ここ最近で急に悪化したとのこと
でも他にも症状が・・・
・喉に何か詰まったような咳をする
・草を食べる
・右耳の入口や前足の肉球にもできものができた
・足先が冷たい
・便が1日1回くらいしか出ないことが多い。
・普段からお姉さん座りをしたり、何かに寄っかかって座ろうとする・・・などなど
大事な症状がたくさん出ています
2年前とは、だいぶ体調も変わっているようだったので、1から全身を見せて頂いて、DOG SCANもしました。
東洋医学的にもDOG SCANでも「気」の滞りや「血」の滞りが見られるサインがあれこれ
実は、柴犬ちゃんは、上記のような症状を出す子がとーーーーっても多い!!
来月犬種別セミナーで柴犬をする予定ですので、その時に詳しくお話ししますが、柴犬ちゃんのこれらの症状は、東洋医学的に見ると「気滞」や「瘀血」から来るものがとっても多いのです。
そしてそのいろんなものが滞ってしまった大きな原因の1つは、実は後ろ足から来ていました
小型犬で多い膝蓋骨脱臼がこの子は右後ろ足にあったので、歩く時に膝を曲げないような姿勢を取って、腰を全く使わずに歩いていました。
なので、右後ろ足は、パンパンで、そこで皮膚も引っ張られて、他の部位までパンパンに張った状態でした
これだと「気」も「血」も綺麗に流れてくれません。
実は、この子は飼い主さんもとても熱心に薬膳をお勉強されたり、漢方も飲ませられたりと、「体に入る中のもの」は完璧にやられていると思いました。
では、なぜ滞りが起きるのか?
それは、「体の外」が流れてないからなのです
私は、よくセミナーや診察でいっていますが、「どんなにいい漢方もお薬も、体の外側がカチカチで動いてないと、全く効かない」のです
なので、食事などは完璧にやられているこの子で残りやってあげることは、「体を柔らかくしてあげる」こと。
パツパツの筋肉、筋張った筋などをとことん柔らかくして、前にかかっている負担を少しでも減らしてあげること。
なので、がっつり時間をかけて体をほぐし、柔らかくなった体をちゃんと覚えてもらうために、リハビリもやりました
最初は低いハードルでも少しずつまたげるようになったね
この子は緑内障などで目が見えにくいので、外でのいきなりのリハビリはきついだろうなと思って、室内で無理ないトレーニングをやってみました。
おうちでできるケアももちろんたくさん教えました
そうしたら終わったあと、飼い主さんもびっくりの「両後ろ足をちゃんと曲げて座ったり、寝たり」することができているのです
これね、若い子の飼い主さんは「普通じゃん」て思うかもしれないけど、実は柴ちゃんたちはこんな姿勢がなかなかできなくて「お姉さん座り」のように足を投げ出して座ることも多いのです
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/033.png)
なので、どんな病気の子でも基本的に体のバランスが崩れてしまっている子が9割ですので、P&Hでの診察や往診の際にも、必ず体のバランスを整えることをやっていきます。
中医学は「排出の医学」と言われています。
皆さんのワンコも色んなものをたくさんやる前に「出せる体」になっているかを一度見てみてくださいね
特にこれから梅雨夏が来て、食材も「出す」ものが増えてきます。
でも体が追いついてない子がほとんどです
オムニアのYouTubeチャンネルもぜひ見て参考にされてくださいね
登録者数が一気に増えてたくさんの方々が見ていただいているようで嬉しいです
見ていただいた方から嬉しいお言葉をたくさん頂いているので、頑張ってもっとUPしたいですが、、、なかなか時間が取れず
とりあえず5/31に「ダックス、コーギー」、「ヨークシャテリア、シュナウザー」の犬種別セミナーやることにしました!!
ちょっと2−3日以内にお申し込みフォーム作りますので、皆さん予定をあけておいてね〜
では、お休みなさ〜い
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