こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
さて!!もうくらーいお話はこれで終わりにして、ワンコのお話を
先日の皮膚病のダックスちゃん、その後について見せていきますね
まだ痒みはあるそうですが、何より昼間などに落ち着いて寝れている時間が増えて、その間かいてないので、かなり飼い主さんの気持ちの面でも楽になったと。
「落ち着かない」「動きまわる」というのも実は体に溜まった余分な熱が起こしてしまうこと。
子供、特に男の子を想像してみてください。
うちの男児二人もそうだけど、それはそれはずーっと動いて騒いでますよ
それは子供が熱の塊みたいなもんだからなわけで。
ワンコは基本そういう男の子のような体質を持ってる子が多いので、余分な熱はちゃんと出し切るようにしてあげないと、いろんな問題を起こしやすいのです。
そろそろ今からの季節起きやすくなってくる、てんかん発作も同じ原因から起こってくるんですよ。
このダックスちゃん、熱が取れたけど、まだ痒みがある、フケがとても出てくる。
まだまだ一筋縄じゃいかなくて。
これらの原因は、カラカラに干からびてしまった、『血』にあるのです。
なので今は治療の第二段階として、血を補うことをやっていってます。
でも少しずつ体が休めるようになり、血が増えてきているので、毛が生えてきたり、皮膚が柔らかくなってきたり、少しずつですがでも確実に変化が出てきてます。
この子も飼い主さんも、かなり頑張ったと思います。
家でもマッサージや手作りごはんなど、相当がんばっていただいてます。
治すお手伝いをしたのは漢方かもしれないけど、実際治したのは飼い主さんなのです。
まだまだかかるかもしれないけど、でも大きな山は越えたので、あと少しです!!
皮膚病はこじらせると難しい!!
同じ様な子がいたら、こじらせちゃう前にちゃんと根本から治してあげましょうね〜!!