脾の弱さから起こるてんかん発作とは? | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

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ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

 

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こんばんはお願い

 
 
ママ獣医師の鈴木綾香ですパー
 
 
ベルジアンタービュレンという、珍しいワンちゃんのお話ですラブ
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このワンちゃんの飼い主さんは、東京に住んでいらっしゃるのですが、私のセミナーに来てくださって、その後からご相談を受けていましたおねがい
 
 
この子の問題は、てんかん発作と蛋白(アルブミンという数値)が低いことでした。
 
 
こちらが、漢方を飲む前の去年の6月の血液検査結果です
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ALB(アルブミン)が1.9とかなり低く、CRPという炎症の値が1.9でだいぶ上がってしまっています
 
 
この結果、病院では、炎症性腸疾患(IBD)という病気を疑われて、ステロイド治療と抗てんかん薬などの投与をずっとされていました。
 
 
去年は、アルブミン数値が4−6月にがた落ちして、てんかん起こしそう、体調悪そう、口臭もひどい、という状態だったそうで、梅雨時期に体調が悪くなりやすいという、東洋医学的には、まさしくの弱い子でした
 
 
西洋医学的には、IBDとてんかん発作は、別問題と考え、別々の治療をしていきますが、この子の場合、体重も重く、漢方も複数になると料金的にもかさんでしまうので、まずは、
 
 
脾を立て直す(胃腸のバランス整える)
 
ということで、去年の10月から漢方を飲んでもらっていました。
 
 
その結果、1年経った最近の結果は
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なんと、アルブミンもCRPとも正常値に
 
 
そして、てんかん発作も、1年間全く起きず、調子もすこぶる良いという嬉しいご報告
 
 
ステロイドなどのお薬も少しずつ減らせていっているそうで、よかったです
 
 
ちなみに、先日の東京出張診察のときにみなさんが興味津々だった、誕生日で分かる子のこの体質は
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なんと土(脾)が4と体のバランス的にも悪い
 
 
ここのバランスが崩れると、熱を持って炎症が起こることも多いです
 
 
脾がバランスを崩すと、体の余分な水を出すことも難しくなるので、頭にも水が溜まっててんかん発作が起きたりもすることも多いのです
 
 
脾というのは、体の中でもとっても大事な部分で
ここを立て直すことで色んな体調不良も改善していくことが多いです
 
 
先日、めでたく9歳を迎えたそうで、もっともっと長生きしてほしいですね
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