
ママ獣医師の鈴木綾香です

皆さんに心配してもらっていたうちの猫、
どうやら調子がよいよう


何をしたかって…
漢方と温灸と気を流すようにマッサージです


来週、病理結果がでるんですけど、どんな結果であれ、その子の体調を診て治療するのが大事なんだなぁと改めて思いました。
この体調でリンパ腫て出たら、「えー?!」て感じですけど

それくらい、今は元気です

吐いてばっかりで食欲も落ちてたので、気もかなり消耗してたから、気を補う漢方をやるようにしたら、かなり元気に

「気」て目に見えないけど、やっぱり大事ですねぇ

抗がん剤を使っていたり、大病をしたり、シニアで動かなくなったり、入院したり、大嫌いな病院にずっと通院しないといけないとなると、「気」をかなり失ってしまいます。
「元気」があるとは、「元の気の状態に戻る」ということ。
「なんだか、若い頃より動かなくなったなぁ」
とか
「元気がなくなったなぁ」
おうちの子がそんな風になってきてたら、それは「気虚」という、気が乏しくなってきているサインかもしれません。
気が足りなくなると、「血」も「水」(体を流れる体液)もうまく流れなくなり、体の不調が現れてきます。
これらは、ペットだと特に肉球に変化が出てきます。
なんか、最近肉球に「ハリ」がなくなってきたなぁと感じてきたら、それは「気虚」のサインかも~


暑くて、汗をかきすぎると「気」も流れちゃうので、飼い主さんもお散歩のときには、汗をフキフキしながら「元気」にお散歩に行ってあげてくださいね
