まさかのうちの猫の病気 | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

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ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

こんばんはショボーン


ママ獣医師の鈴木綾香ですパー


前回リンパ腫の猫ちゃんを往診して、そのことを書いていたのですが…


まさかのうちの14歳の猫もその疑いが出てしまいました…ガーン


ここ最近、吐く回数が極端に増えて、最初は漢方を使っていたのですが、明らかに食欲も落ちてきたので、仕事前に預けて、とても信頼できる知り合いの先生にエコーと内視鏡検査をしてもらいました・・・・


結果は、来週にしか出ませんが、その先生の見解は…


小腸のリンパ腫

もしくは

炎症性腸疾患(IBD)


の半々だろうということううっ...


飼い主さんの気持ちが、またよくわかりました…


生きた心地がしない一週間です…


リンパ腫だったら…


5年前に小腸腺癌で亡くなった兄弟猫の治療、最期がフラッシュバックし、正直怖いです…


でも、うちの猫のことを馴染みのある患者さん(飼い主さん)に話したら、


皆さん口々に、


「先生なら大丈夫!どんな病気でも立ち向かっていけるから!」


などと言ってくれました涙


飼い主さんたちに助けられましたほろり



自分の猫のこととなると、パニックになってましたが、冷静にもう一度治療法を考えてみました。


知り合いの先生は、

「検査結果が出るまで、とりあえずステロイドはやってたほうがいいんじゃない?」


と言われてたけど、前の子でステロイドをやって、かなりの飲水量増加と毛のパサつき、顔つきの変化などなど、明らかにだるそうにしてたので、出来るだけ今回は使いたくない。


今回は、出来るだけ自然療法を中心として治療していきたいと思います。


まずは、温灸ダッシュ

背中にある督脈と…

お腹にある任脈を中心に。


胃や脾、腎兪を中心に。


気持ち良さそうにしてましたほろり


抗がん剤作用の強い枇杷の葉エキスを使える温灸器も発注したので、届いたらそちらに変更しようかと。



あとは抗がん剤作用のある漢方、気を高め、胃腸を強くする漢方、胃の熱を取ってくれるもの…今考えられるものをやっています。


幸い、点滴で脱水がとれたこともあるのか、検査をしてから、一度も吐いてません。


ご飯もいつも通り、しつこいくらいにせびるようになりました。


来週の結果と今後の体調変化が気になりますが…今はいつも通りに戻りました。

やはり、自分で経験すると、飼い主さんの気持ちがよくわかりますね。


どうかどうか、まだまだ一緒にいれますように・・・・