ママ獣医師の鈴木綾香です
今日は先日往診に行った、フィラリア症の子のお話です
腹水がたくさんたまって、とっても苦しそう
フィラリアは蚊から移る病気で、心臓や肺の血管に入り、呼吸も苦しくなりますが、腹水がパンパンに貯まる子もいます。
この子は保護犬さんで、保護したときには既にフィラリアに感染してました
心臓も肺も悪いので、肩周りや心肺機能を高めるツボ周りもカチカチ
鍼で電気を流したあとは…
今回は温灸を切らしていたので、棒灸ローラーで腎臓や膀胱のツボ周りをコロコロ
うーん、やっぱりどうも私にはこの棒灸ローラー使いづらい…
(まぁここではあまり色々書けないので、今度セミナーに来られた方にはお話しします(笑))やっぱり邵氏温灸器のほうが私には使いやすい
今回、特に温め、鍼をした
膀胱のツボ。
ここ、本当によく効きます
大抵の子が、この辺りを鍼やマッサージで刺激すると、おしっこが出るので、利尿作用を出したいときには必ず刺激します。
終わったあと、しばらくは顔をあげてお散歩も軽やかにいけるようになったようで
ただ、フィラリアなので、定期的にやっていかないと、なかなかですが…
今日も施術するので、またこの子のこともご報告いたします
鍼+家でも飲んでいけるように漢方などで
も処方していこうかと思います
施術中、周りの猫たちがわらわら集まってきて、ワンコが終わった途端…
「私もぉ～」みたいにみんな、肩と背中を向けてきたので、飼い主さんと爆笑
この猫ちゃんについても、いい変化があったそうなので、また次にでも
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