子午流注の考え~時間によって治療が変わる??~ | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

おはようございます爆笑


ママ獣医師の鈴木綾香ですパー


私、最近4時頃に起きて、活動してます苦笑


なんで、そんなことしてるかというと、最近肌荒れもひどく、ホルモンバランスもおかしくなって、風邪までひいちゃったので、私の通ってる鍼灸師さんと薬剤師さん二人に、


「ちゃんと夜は寝て、朝早く起きて活動したほうがいいですよ!」


と言われたから汗


これって、昔から色んなところで言われることで、今までそんな気に止めてなかったんですが、


中医学(中国の医学)の考えで、


子午流注(しごるちゅう)


というものがあります。



↑中国のサイトで、かわいいものを見つけて、お借りしましたI
(勝手にお借りしてすみません😣💦⤵)



子午流注とは、簡単にいうと、
1日を12に分けた考え方で(1年を「ね、うし、とら…」などと分けるのと同じように)


1日の中で、各部位に関係する時間が決まっていて、


それぞれの部位の治療に最適な時間は決まっている


と言うものです。



例えば、23時から3時までの間は「胆」「肝」に関する時間帯です。


もちろん、肝臓や胆嚢の病気を持つ場合には、ここは必ず休んで養生しないといけないのですが、


中医学の意味での「胆」「肝」に関するものとしては、


皮膚(皮膚病など)

・筋肉(肩凝りなど)

・眼(眼病など)

・自律神経(イライラ、抑うつなど)

婦人病(生理痛など)


なども含まれるので、このような症状の出ている人も、この時間はゆっくり休息すべきだし、逆にここできちんと休めていないと、これらの症状を起こしてしまうよということなんです。


ここ最近、この時間に勉強したり家事したり起きていた私…


全部当てはまるぅ…354354


中国のことわざに

「寧舎一頓飯,不舎子時眠」
(子の刻の睡眠を放棄するくらいなら一度の食事を放棄したほうがずっと良い)

というものがあるそうで、これは

一度の食事よりも子の刻に睡眠をとる方が大事

と言うこと。


それだけこの時間は、体にとって休息に必要な時間なのです。


ちなみにこの子午流注は、鍼灸や漢方の服薬などの時間にも当てはまるとのことですので、


例えば、シニアの子などのを弱めている子は、17-19時の間に漢方を飲ませたり、温灸やマッサージなどをしてあげると効果が高くなります。


あまりこだわりすぎなくてもよいと思いますが、参考にされてみてくださいラブ


私は、できるだけ23時には寝るように頑張りますっ笑風邪ひき


今日は、飼い主さんにも使えるお話でしたラブ


飼い主さんがダウンしたらペットも困っちゃいますからねぇ汗


皆さん、風邪には気をつけて~泣