保護犬リキくんの治療あれこれ No.4 ~レメディ編~ | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

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ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

こんにちは爆笑


ママ獣医師の鈴木綾香ですパー


今週はプライベートが忙しく、だいぶ間があいちゃいました汗


リキくんの治療について、最終回になります好


リキくんの体調に関して、前回、かなり「心」を傷めているようだとのお話をしました。


このような心の問題に関しても、漢方では対処できるものがたくさんあります。


そして、このような問題に関しては、前にあげたような「レメディ」もとても効果がありますWハート


前回載せた、うちの猫に使っているよ~という内容はこちら↓↓
粗相をしてしまう猫へレメディを


レメディは、全部で38種類あるのですが、それぞれ効能が違います。


例えば、リキくんに処方したレメディがこれ↓↓

お渡しするのは左のトリートメントボトルというものなのですが、その中に右の7種類のレメディを入れてます。


その中で、いくつかご紹介します。


「アスペン」

保護した子に多く使われる。
特別に理由がないのに突然パニックになったり、理由のわからない恐怖感があり、何もないのに震えたりする子に。


「ミムラス」
不安や恐怖を和らげる。
男性や子供、車などが怖い。
雷や花火、知らない人が来ると逃げてしまう子に。


「チェリープラム」
足や手を舐める子。
尻尾を追いかけ回す子。
自制心をコントロールできない子。


などです。


分かりやすくするために、簡単に説明しているので、レメディのプロの方から見たら、足りないかもしれませんが…


ここにあげただけでも、皆さんの周りにいる子達にこういう子のが当てはまる子、いません!?


正直、レメディを知るまでは、診察でこのような相談を受けてもうやむやに答えることが多かったです。


でも、レメディは人ではもちろん、動物の心の問題にすごく効くと思います。


効くまでに10日から長い子で数ヵ月はかかりますが、副作用もないので、お薬に比べて与えやすいかと思います照れ


うちのおしっこいっぱいちゃうリーフくんは、レメディ使って、もうほとんどしなくなりました泣


甘えん坊は相変わらずですけど↓↓苦笑

いつも、こうやって肩に乗ってこようと待ち構えてますえー


人の場合は、プラセボ効果で効いてるかどうかわからないことがありますが、動物は正直なので、その子にあったものは動物から受け入れて飲んでくれ、とても効果を発揮してくれますLOVE


リーフは、お薬が大の苦手で、投薬は物凄く暴れるんですが、レメディは自分からもらいに来るんですよねぇ。ほんとびっくりえ゛!


おうちの子の問題行動で悩まれてる方、ぜひレメディを処方してもらって試してみては??きらきら