体のむくみを舌と肉球でチェック!! | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

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ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

こんばんはウインク


ママ獣医師の鈴木綾香ですパー


先日、ご紹介で佐賀の伊万里まで片道2時間かけて施術に行ってきましたふぅ


最近、Facebookやブログを読まれて、
『うちの子にやってあげたい!!』と思われて、ご予約してくださる方が増えてきましたラブ


本当に有り難い限りです好


他の病院では、『もう末期の腫瘍だから、何も打つ手はない』と言われたりしても、中医学的に見ると、まだまだ出来ることがたくさんあります。


この子も、腎臓腫瘍ができ、血尿が出て、食欲もいよいよ落ちてきたけど、病院では抗生物質と止血剤くらいしか貰えず、何かできれば…との飼い主さんのご相談で行かせて頂きました。


15歳のシーズーちゃんですおねがい



とっても性格がよいのですが、後ろ足がもう全然立たず…ガクリ


まず、私が必ず見るのは、
舌と肉球ですねしゃきーん


初め、呼吸が荒かったのでうまく写真が撮れなかったのですが…


この子は、水の流れが悪くなっている

『痰湿』

という状態です。
  

だいたいお年の子だと、前に載せたような

干からびた田んぼのようなカピカピの舌うすい舌

の子が多いのですが、この子は、見た瞬間むくんでいるのがわかりました汗


この舌、人だとすごく多いんですけどねぇ~ううっ...


私も前はそうでしたし、うちの旦那なんて、ぶっくぶくに膨れていて、歯型もついています泣


犬では歯型がつくまでの子はいないけど…


さらに肉球も、15歳ならカピカピの子が多いのに、潤っている…


逆に潤いすぎている泣


もちろん、体も全身的にむくみがありましたううっ...


さぁ、この子に一体何が起きていたんでしょう涙!?



次回は、なぜこんなむくみができてしまったのかと、どんな治療をしたのかについて話していきたいと思います好