こんばんは
ママ獣医師の鈴木 綾香です
タイトルにもあるように、私の今の仕事は専門学校の講師です。
昨日は、大学のときの恩師の先生である
佐野 忠士先生が、北海道からはるばる福岡の本校までリハビリのセミナーに来てくださいました。
佐野先生は、獣医さん、動物看護師さんの間では超有名人で、とっても講義がわかりやすいんです
そんな先生が、うちの専門学校に来てくださって、講義&実習をしてくださいました。
私、前の病院の時から、リハビリや老犬の介護にも興味があって、開業した際には、できるだけ自宅でできるリハビリや介護を飼い主さんに教えたいと思っています。
なので、今日のセミナーは、私にもとってもいい収穫でした
学校にはウォータートレッドミルがあるので、使ってやってもらいましたが…
あるには越したことないけど、「リハビリ=トレッドミルやバランスボールがないといけない!」ていうわけではないんです。
➡勘違いしてる先生も多いようですが)
➡こんなストレッチの方法を教えてあげると、飼い主さんも家でできますよね
先生も言われてましたが、リハビリは「いかに飼い主さんが、家で続けてやってあげられるか」が重要だと思います。
病院に行ってリハビリするのも、お金がかなりかかりますし、病院に行った時だけするのでは、全く意味がありません。
ヘルニアや整形の術後でも積極的にリハビリをしていかないと、筋肉はどんどん萎縮してしまいます。
今度ペットカイロのお話のところでも話しますが、術後などにむやみやたらに
「安静」に、動かさないようにすると、筋肉がどんどん萎縮してほんとに立てなくなります。
最近、「立てなくなったらヘルニアと診断されてステロイドだけ出されて、1ヶ月安静と言われた。」
そんな風になって立てなくなった子をたくさん見ます。
ちゃんと理学療法の知識のある獣医さんの元、ちゃんとしたリハビリを教えてもらうこと。
➡これはどんなことでも言えるんですけどね。
言葉の話せないペットに代わって、飼い主さんも、全部獣医さんの受け身ではなく、ペットために、ちゃーんと勉強して、一番いい方法を見つけてあげてくださいね
➡学校で一番大好きなゴールデンです