はじめまして!
今回初めてブログを書かせて頂くhihiwasaです
小学校1年生の息子が高機能広汎性発達障害・ADHDと診断を受け、現在、支援級に在籍しています
ついつい課題ばかりに目がいってしまいますが、本人は学校生活を楽しく、毎日元気に送ってくれているので、それでよし!と自分を元気づけている毎日です
2月の支援の会のご報告をいたします。
大人9名、子供1名の参加でした。
初めに久しぶりの方、初めての方も多かったので一人ずつ自己紹介をしました
その中で、朝、子供の癇癪がひどく困っているという相談がありました。
これって、発達障害児に限らず、子育てあるあるですよね、、、
わが子の子育て中で経験したことがある!という方や、中にはご自身も小さい頃そうだった!という方も。
みんなでどうしていたか共有しました
大体、癇癪をおこしている時に声をかけるとさらにヒートUPしますよね。
・とにかく時間をぎりぎりまで調整して待つ
・落ち着いてきたのを見計らって他のことに気をそらしてみる
・環境を変えてみる(座る椅子や場所など)
などいろんな意見がでました。
でも、皆さん共通していたのは{無視する}ということでした
今回はメンバーの中で専門的にお勉強をされている方がいらっしゃって、{無視する}という行動を専門的視点で説明していただきました。
{無視する}って言葉は、響きが悪いですが、専門的に言い換えると、
①無力
②的外れ
③効率を悪くする と言い換えられ
{無視する}ことで、「どれだけあなたが癇癪をおこして自分の願っている結果にしたい。自分に注目してほしいと思っていても、求めている結果が得られないよ。」と教える1つの方法なのだそうです。
「あなたの癇癪は、無力だよ。的外れよ。効率悪いですよ~~」と教えているわけですね。
何度も経験を積むことで、どれだけ癇癪をおこしても、自分の思い通りにはならないんだなと子供たちはスローペースながらもまなんでいくんだなーとおもいました
次に、小学校での様子(知的・情緒の支援級、支援学校)について報告しました。
ある小学校では、持ち物の棚が人別ではなく、物別に分けられていて、置き場所を明確にしたり、先生と生徒のテリトリーをはっきり分けたりなど、過ごしやすいように環境整備をされているそうです
周りからの様々な刺激に弱く、左右されやすい子供たちが多いですが、わかりやすく過ごしやすい場所を設定すれば、スムーズに学校生活を送れる子たちです。様々な配慮をされているのは親としても心強いですよね
わが子の学校ではポイント制が取り入れられていて、先生と生徒で決めた目標を守れた日はシールをもらえ、たまると、ごほうびがもらえることになっていますそれぞれ目標もごほうびも違います。それを楽しみにみんな頑張っているそうです。子供たちの頑張ろうとする意欲をUPさせ、自分の努力してきた日々が目に見えてわかるいい方法だと思います!
このような環境が増えていくとよいなぁと思います
今回、アサーティブコミュニケーションの勉強は、お休みし、もう一度、「アサーティブコミュニケーションとは」という基本的な説明をうけました。
アサーションとは、相手のことも自分のことも大事にするコミュニケーション術です。支援の会では、これを学び、子供に対してはもちろんのこと、大人同士のコミュニケーション力を高めていこうと、時間を設けています。自分の日頃の人間関係を振り返ってみることで学ぶことが多いです。次回は、「批判への対処方」を学ぶ予定です
この講師をしてくださっている方が、手作りした楽器を見せていただきました。
「ライヤー」という楽器で板から作り上げたそうです触らせていただきましたが、木の肌触りもつるつるで気持ち良くて、優しい音色で、癒されるな~
と思っていたら、ヒーリングにも使われていたり、シュタイナー教育でも使用されている楽器ということで納得しました
発達障害の方の中には、自分の気持ちを表現するのが苦手な子も多いので、音楽や絵画、小説や詩を書くなど、成長していく過程で自分を表現する方法を見つけておくと、とっても良いと言われていました。大変ですが、様々な経験をさせてあげて、楽しみながら見つけていけたらよいですね
長くなりました
次回のお知らせです
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3月支援の会
日時:3月14日(水) 10時~
場所:美和台公民館児童等集会室
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今後、社会福祉制度(手帳取得、手当)や保険についての勉強会も予定しています!
保護者の方の声が反映される、保護者のための素敵な居場所です!ぜひどなたでも参加お待ちしています