顔で笑って心で泣いて | 福岡の自閉症児ママの療育ブログ

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自閉症などの発達障がいと向き合う福岡在住のママたち

こんにちは。sachiです。

なんとなく人に話せなくてモヤモヤしてたので

ここに書かせていただくことにしました。


息子(4歳1か月)が幼稚園に入る(入学式は来週)にあたり、

幼稚園という場や幼稚園の先生に慣らしてきてはや3か月になります。


姉(6歳)の毎日の送迎の付き添いとはいえ

入園していないのに息子は制服や体操服を着用、

職員室に入り、先生にごあいさつしてシールはり、

・・・などしているということで、面識ある保護者の方からは結構声をかけられました。

いや、もちろん「何やってんのあんた」という感じではなくて、

「どうしたの〇●さんたら~?」という気さくな感じです。


わたしは

「息子はちょっと感覚が過敏で

いろんなことに慣れるのに時間がかかるので、

先生にお願いして早めに少しずつ慣らさせていただいてるんです。

ちょっと発達が遅れ気味なんで心配してるんです」

などと答えています。


一番多いのは

「そうなんだ~。でも確か息子くん3月生まれだったよね?

仕方ないよ、みんなと比べないでいいって。心配しすぎだよ~」

という言葉です。

当たり障りのない・・という感じの会話です。

なんとなくスルーしてくれてるというか。


説明したら一瞬静まり返っちゃったけど、言われてうれしかった言葉は

「しっかりされてますね。やっぱりきちんと準備されたほうが安心できますね。

がんばってください」

でした。


励ましてくれてるはずなんだけどちょっと複雑な気持ちになってしまった言葉は、

「発達遅れてる?・・そっか、発達障害かー、うちの近所にもいるよ。

でもどんな子どもも悩み抱えてるよ。うちの上の子ですら学校行きたくないときあるもん。

〇●さんとこだけじゃないって。気にしなさんな」

という言葉でした。

確かにこどもたちはそれぞれに悩みを抱えることはあると思います。

なるほど納得・・・という感じなのですが、

うちの息子は一過性の悩みとかではなく、

一生続くさまざまな困難と立ち向かわないといけないわけで、

病院行くにも買い物行くにも生活面で不自由さがいっぱいなわけで、

一緒にされてしまうとのは何となく腑に落ちないというか・・・。


一番面食らったのはこの言葉。

「ふ~ん、でもこっちは大丈夫なんでしょ?(頭の上で手をつかってクルクルパーのジェスチャー)」

悪気のない気持ちでしたジェスチャーであることは分かってるんですが、

あまりの動きに悲しみを通り越して驚いてしまいました。


いつも笑顔で「4月からちゃんと登園できるように今からがんばります♪」と

答えて終わるんですが、

まさしく顔で笑って心で泣いて・・・という感じです。


まだまだこれから。修行いたします。