sachiです。
ちょっと元気になることがあったので連投してしまいました♪
昨晩、久しぶりに演奏家をしてる学生時代の親友(Aさん)に連絡をとってみました。
話がはずむうちに息子の発達障害の話もカミングアウトしたのですが、
「それ、わたし(も同じ)だわ!」
と言い出したんです。
Aさんは演奏だけで仕事が成り立ってる職業演奏家です。
確かに変にストイックなとこ(よく考えたらこだわり?)があったり、
単純なことをやたら難しい言い回ししたりすることはありました。
相手の態度に一貫性がないと怒ってしまうこともありました。
寒いのに半袖着てたり、風呂場のお湯が出ないからって冬場なのに水浴びちゃってたり、
面白い人だな、ネタかなーとは思ってたけど、
「障害?」とか全然疑ったことありませんでした。
本人も診断とかは受けてないと思います。
いまは演奏家してますが、
小さな頃、集団で歌ったり踊ったりするのが大嫌いで、
それこそうちの息子のようにカーテンに巻き付いて隠れてみたり
耳をおさえたりしていたそうです。
集団活動や人間関係にはずっと困ってきたとのこと。
「信じてもらえないかもしれないけど、ほんと人前に出るのは苦手なんだ」と言うので、
「舞台出る人の言葉とはとても思えないね」と言うと、
「多分人前に出るのを乗り越えるためにこの仕事をしているんだよ」と言ってました。
また、こんなアドバイスをしてくれました。
「子どもは思い通りに動いてくれなくても、お母さんの話はちゃんと聞いているし、
全部分かっているんだよ。
でも、その子にとっての普通は他の人からみたら普通じゃないかもしれなくて、
みんなの思い通りには動きたくないんだ。
でも、お母さんにはその子の普通をわかってあげてほしい」
「ずっと人間関係には困ってきたけど、大人になって最終的にわかったのは
会話は相手に気をつかって話すものなんだということだったよ。
大きくなったらそれを教えてあげて」
「常に物事は変化しているんだよ。今、子どもさんのことで何か言われることがあるかもしれない。
でも、何かを批判されても、それは目標に向かってる未完成の状態を批判されてるだけだから、
そんなの仕方ないことだし、全然気にしなくていいんだよ」
Aさんが数々の試練をのりこえて
素晴らしい演奏家になっていること、
相手を思いやることができる人になっていること、
いろいろと不器用だけどそれらは個性として自然と周囲から認められていること。
私には尊敬できて楽しく話もできる大事な親友で、今も昔も、多分これからも変わりません。
発達障害・・と聞くとついつい悪い方向にばかり考えてしまっていた自分に、
とっても明るくて楽しい将来のイメージが現れてきたようで、
驚きとともにとても元気づけられた気がしました。