ネット上の、書き込みにハマって居る。
そのうち、掲示板から。
僕を、貶した内容を見てしまう。
…ショックを、隠しきれない。
いじめから、縁を切られて。
立ち直ろうと、して居た時期だった。
…許せない。
そうだ、せっかくなので。
自作自演で、僕に対する悪口を。
ネット上に、書きまくろう。
そうすれば、あの貶した書き込みの内容が。
変わる、かもしれない。
…その決断は、後に騒ぎとなり。
誰も、彼に同郷と認める同級生は居なくなった。
ある日、警察から通報が来たり。
インターネット回線を、切られたり。
少年院に入る寸前の状態まで、彼は堕ちた。
「このままで、済むと思うなよ。」
「本題は、これからだ。」
「絶対に、仕返ししてやる。」
これらは、彼が受けた言葉達で有る。
ネット上の言葉は、後に悲劇を生む事が有る。
絶対に、消せるものでも無い。
いわば、凶器を不器用に発すれば。
いつ、何が、誰が傷付くのか?
判らなく、なる。
とても、危険な行為だと。
後で、知る。
場合によっては、取り返しも付かない。
外国で、無差別発泡や乱射事件がニュースで遭ったが。
彼も、似たようなものだったかもしれない。
後に、彼は過ちを認め。
ネット上での言葉の使い方を、改める事に成る。
論語、という学問に出逢ったのは。
彼が、ネット上で大暴れをした。
10年の、時が流れようとして居た。
空想創作文 by しまきょう、と呼ばれた男