50:1002004年。突然と、福岡県久留米市の中学生が、失踪する事件を起こす。命辛々、大学病院へ入院する事になるが、この世を生きたくない、という重圧に向き合いながら過ごす、14歳。それから、14年以上の時が過ぎ、いつしか、28歳を越えてしまう事に。この世を生きたくない、と思い始め、半分以上、生きて来た。計算すれば、倍の計算だ。大学病院へ入院して居た時の楽しみが、音楽。時に、病室で大声で歌って、患者さんに叱られた事もある程。その音楽が、彼にとっての、唯一の生きる糧。50:100、僕は、まだまだだ。