底(そこ)からの、再起。 | 島キョウの書くブログ

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音楽活動をしている島キョウの書くブログです。

2012年、某日。
とある、ライブハウスで。
通って居た音楽学校からは、退学勧告処分、卒業式にも、ムキになって、未出席状態。
もう少しで、学校関係者のライブが始まる、少し前の事、だった。
もう少しで、音楽学校との関係も断ち切れ、恋人との関係も、断ち切れる事になる。
これが、音楽活動の、底。
もう、俺は、音楽活動を、辞めるべきでは…。
そう、諦め掛かった時に、ふと、とある人物と出会う。
ライブハウスの、片隅で、パソコンを扱ってる女の子が、嫌いだと、その女の子に聴こえても、いい距離で言い放った、男性だった。
自分は、自分、他人は、他人だろ?、と。
それまで、学校の友達を、要らない、と言って、講師から、学校を出て行くように言われていた、自身の意識が、ふと生き返って来た。
もうすぐ、解散します!
そう、言い放ったバンドを観て、アマチュアバンドは、絶頂期に入ると、その後、それ以上のバンド活動が出来なくなるので、それが原因で、解散する、とも教えられた。
鋭い、洞察力と、観察力だったのは、覚えて居る。
少々の事で、怒る事は無いが、本気でムカついたら、1ヶ月で、例えるなら、ギターの演奏などを、猛練習し、ムカついた相手を、振り切る、とも言い放った。
モニターに映った、解散宣言をしたバンドについては、俺達は、こんな甘っちょいバンド活動なんて、演って無い。
命を削って、魂込めて、楽器演奏を演って居る、と言って居た。
自身は、見る見る内に、その言葉を聴いて、もう、音楽学校なんて、関係無い、思っ切り、音楽活動を演って演る、と再起したのだった。
その、他人の音楽活動に、苦言を呈した、彼が居なければ、自身は、音楽活動を演って居なかったかもしれないし、この世に生きて居ないかもしれない。
彼が、今、どの辺りで、音楽活動してるかは、知らないが、今頃は、命を削り過ぎて、星になって居るかもしれない。
彼と会う日は、今後、無いのかもしれない。