那須塩原市にある地方競馬教養センターが競技会場。
近所で国体開催なんてこの先、生きてる間に絶対ないからね~。
馬場では午後の競技に向けて、ウォーミングアップ中。
でっかい鏡が置いてある!
乗馬姿勢をチェックするためですかね?
13:00から少年(主に高校生)のリレー競技が始まりますが、
その前に一度だけ、選手とコーチがコースを下見できます。
高校の馬術部がこんなに存在するとは。
馬術っていうと、ものすごーーーくハイソなイメージなんだけど~~~
このリレー競技なるもの、障害飛越競技の一種で、2人チームで行われます。
指定された障害間で、第一走者と第二走者が交代しタイムを競います。
障害飛越では、障害物を落とすと4点減点(4秒加算)、馬が障害物の前で止まると(不従順:拒止)、同じく4点減点(4秒加算)、同チーム内で不従順2回やると失格、などのルールが定められております。
しっかし、
馬ってなかなか、いうこと聞いてくれないんだわ。
最初の3チームが揃って不従順による失格、その後も不従順は続出し、結局エントリー22チーム中、完走できたのは13チームでした。第一走者で失格になったチームなんて可哀そうだったな…
栃木県のチームは見事完走して、
めでたく6位入賞を果たしました!
次の競技が始まるまでの約1時間、会場を散策します。
馬具の出店があったり、
体験乗馬もできたりと、さながら馬のテーマパークといった雰囲気です。
ダンナ乗馬中。
私も生まれて初めて馬に乗りました。乗る前はちょっとドキドキしたけど、
この子はおとなしくてめちゃめちゃ良い子でした。
この子も乗馬体験の交代要員。基本人懐こいんだけど、
このおねえさんはいつもお世話してる人かな?すっごい仲良し。
馬も喜んでる顔だよね。
あ、行っちゃった…
意外と表情豊かです。
14:55から、成年男子の総合馬術競技の障害飛越が始まりました。
前半の馬場馬術は前日に終わっていて、競技は暫定下位から順番に行われます。
成年男子の障害は、水たまりがあったり、
コースにちょっとした高低差があったりと、
障害の難易度も上がっているようです。
特にこの2か所、馬にとって苦手にみえました。
障害モチーフは、
↑こちらは日光東照宮で、
↑むこうに餃子。開催地元オリジナルのモチーフも採用されます。
余談ですけど、東京オリンピックではあしらわれた「だるま」に驚いて、失格する馬が続出したそうです…
成年男子の選手の方々は乗馬クラブの経営者も多くいらっしゃって、さすがに馬の扱いに慣れておられます。不従順による失格はほとんど見られませんでした。
カッコイイ写真いっぱい撮ったのに、よくよく考えたら、
選手の顔がバッチリ映ってるの、おおっぴらにアップできないやね…
競技場の整備は陸自の自衛官さんが担当されてました。
お世話になります。お疲れ様でございます。
競技結果は、
めでたく、栃木県3位
2位は北海道
牧場王国、そりゃそうよねって感じです。
そして1位は東京でした
これまで馬術なんてまるきりなじみはなくて、東京オリンピックの中継だって観てないけど、
実際この目で観るとなかなか面白かったです。良い体験ができました。
乗馬体験も楽しかったし、
この地方競馬教養センターって一般公開日とかないのかな~~~