こんなタイトル付けといて何だが、
実は私は観ていない。
2008年「篤姫」、2009年「天地人」、2010年「龍馬伝」
に続き、今年も観るつもりではあった。
同じ田淵久美子の脚本である、「篤姫」は
史実と違う脚色もあったのだろうが、ドラマとして楽しんだ。
特に、夫である将軍家定の死を随分後に知らされ、
棺を前に泣き崩れるシーンは泣けたよ…
(真夏7月に、葬式、埋葬までに1ヶ月以上かかったというのが気になって、
集中力が若干削がれた感はあるが)
去年の「龍馬伝」も作りがリアルすぎて少々気のめいるシーンも
あるにはあったけど、映画のような丁寧な画面作りはとても美しくて、
主演の福山雅治をはじめ、役者さんたちも熱演だったです。
「江」の第一回放送は、旦那と一緒に観たのだが、
これがいけなかった。
旦那は信長の野望 にかつてハマっており、
「かなりの戦国通」(自称)。
今回もいろいろ脚色が入っているみたいだが、
いちいちつっこみ入れまくりで、純粋にドラマを楽しみたい私としては
うっとうしいことこの上ない。
もっとも、30過ぎの宮沢りえと、鈴木保奈美が親子の設定であるとか、
水川あさみや上野樹里の若作りやら、
こいつらの設定は一体いくつなんじゃい!?
という違和感もあった。
(いつもの大河みたいに、素直に子役入れて欲しかった。)
とはいえ、旦那はともかく、
私は向井理が登場したら、こっそり録画して観ようかと思う。
去年の朝ドラ「ゲゲゲの女房」も、
向井理目当てで観ていたようなものだった。
あの高視聴率は、
貧乏や困難に向かって二人で乗り越える夫婦愛が好感を持たれた
と言われているが、
本当のところ私は、向井理のキャスティングによるところが
相当大きいと確信している。
だって、朝ドラ直後に封切りされた「ゲゲゲの女房-映画版」
って話題になりました?
これ悪いけど、主演のクドカンがリアルに貧乏臭すぎて、
一緒に苦労したい気分になんないよ?