「3と執着としない」 | 福盛貴弘の脳炎日記

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日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

 

 

「コントロールできないことに執着しない」は確かにそうである。

とはいえ、研究者である限り、本業についてはそうも言ってられないが。

 

一方で、雑務はそうしないとやってられない。

で、著者の3つの悪習から、自省してみる。

 

1.無理に完璧を目指す習慣

 

これについては、早々に諦めている。

特に本業については、常に中間報告に過ぎないと考えている。

 

ある程度の精度は必要だが、些末なことにこだわりすぎて本末転倒になると、もっとアホらしい。

 

完璧を目指すのは確かに頭のいいと呼ばれる職業の人にありがちだが、自身の凡庸さに早々に気づいた方がいい。


2.「これしかない」と思う習慣

 

いろいろあるはずなのに、これしかないと思うのは、確かにまずい。

他人の意見に耳を傾けないからというのは一理ある。

 

報連相ができなくて、「これしかない」で業務を進めるタイプはかなり厄介。そういうタイプの「私のやり方」なんぞくそくらえである。

 

いろいろある中で選択したのなら、それはそれで。

それは、コントロールできるものなので。


3.「全体が見えていない」という習慣

 

目の前のことに夢中になるのはいいが、それが全体としてどういう位置づけにあるかは、常に考えておかなければならない。

 

管理職であればもちろんのことだが、そうでなくても上司に聞いて把握しておけばいいだけのことである。

 

これができないと立派な歯車にはなれない。

精度の高い歯車がなければ、機械は動かない。