「友とキン肉と40」その4 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

キン肉マン 友情の40周年展

2019年10月16~29日 東武池袋8F催事場

 

 

先日、楽日。懐かしの原画や映像で楽しめた。

私のように新シリーズを知らない世代には特に。

 

私が知っているのは、キン肉星王位争奪編まで。

にせライダーかつ複数の団体による部屋別対抗戦になってきたかと。

 

5人の神がバラバラに力を貸すという、神の頭の悪さが如実に出た設定。

いがみあってても、目的のためにはとならない。

 

そんなことだから、強力の神によるビッグボディは、フェニックスの咬ませ犬に。でも、そういう咬ませ犬あってのトーナメントである。

 

そして、もっとどうしようもない残虐の神に憑りつかれたソルジャー。

アタルにとってかわられた時点で、神の力もへったくれもない。

 

飛翔の神に憑りつかれたマリポーサは泥棒上がりやし、技巧の神に憑りつかれたゼブラは金のためなら手段を選ばん奴やし、どうしようもない。

 

悪や残忍さを強調しようとしているのだろうが、すべてはフェニックスまでのつなぎと誰もが頭から分かってしまっていたのは残念。

 

知性の神に憑りつかれて、名前にスーパーがついていれば、誰でもそう思う。そして、マンモスマン強すぎッていうのも。

 

ただ、いろいろ苦労して、勝って大団円というのに、もう慣れ過ぎてしまっていたせいか、これで最後のシリーズだろうからという感が強かった。

 

コンプレックスの塊たちが神にそそのかされて、王位を目指す。

最後にフェニックスに全邪悪神がのっかるという節操のなさ。

 

それがいいのである。最後に勝ったと言えれば、それでいい。

なんやかんやで立ちなおしたなと思ったシリーズだった。

 

 

 

このシリーズ終わり。

 

 

→ 「友とキン肉と40」その1