「今と大阪と昔」その3 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

大阪くらしの今昔館その2のつづき。

江戸時代の大坂の街並みが再現されている。

 

 

 

どっかの家の中を撮ったんだが、何故これを撮ったのか覚えていない。

なんかひっかかることがあったはずなんだが。

 

水屋だから撮ったのかもしれない。

みずやは大阪では食器や茶器を入れる茶箪笥のこと。

 

こっちに来て、水屋と言った時に、通じなかったことがしばしば。

年配の方は知識で類推していたが、若い世代は???だった。

 

大辞林だと以下の通り。大辞林では②と早めに出ているが、そこまで関東では普及してない言い方のように思える。

 

① 神社・寺院などで、参詣人が手などを清めるための水を入れた鉢を据え、屋根などを設けた所。
② 水を扱う所。台所。また、そこに置く、食器類を入れる棚。
③ (「水谷」「水遣」とも書く)茶室に付属した勝手。茶道具を整頓する棚と、道具を洗うための流しがある。
④ よく洪水のある場所で、避難用に建てる高い土盛りをした家。
⑤ 「水売り」に同じ。

 

ちなみに、私は台所を水屋とは言わない。

これは世代差なのか地域差なのか、あるいは無知なのか。

 

水売りも、私の世代だと見たことはない。

生まれた時には、電気製の冷蔵庫があった世代なので。

 

氷式冷蔵庫の世代だと、知っているのだろうか。

白玉入りの甘い水だと、さすがに時代劇の世界だと思うのだが。

 

 

 

 

同じく、何故撮ったのか分からない井戸の写真。

井戸を見たことがないわけではないだけに余計に???。

 

姫路城ではないので、皿を数える声が聞こえたわけではない。

スーツ姿の面々でこれを囲んで侃々諤々やろうと思ったのか。

 

これがほんまの井戸端会議って。

コラで作っても、大してウケへんやろうなあ。

 

 

 

このシリーズ終わり。

 

 

→ 「今と大阪と昔」その1

 

→ 「今と大阪と昔」その2