「鍋といとこいと私」 | 福盛貴弘の脳炎日記

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日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

何鍋が好き? ブログネタ:何鍋が好き? 参加中


「君は何が好きなんや。」
「僕は鍋が好きやね。」

「君は鍋を食べるんか。」
「ああ、鍋は大好きやね。」

「ほんまに鍋を食べるんか。」
「何度も言わすな。鍋を食べるのが好きやって。」

「あんな硬いもん、よう食うなあ。」
「鍋を食うてるわけやない。鍋料理を食べるんや。」

「なんや、鍋に鍋を入れて食べるんかい。」
「そうやのうて……」





文字で書いておもろいかどうかは分からない。
音声で読んでおもろいかどうかは分からない。

でも、このネタをいとしこいしがやるとおもろい。
何度聞いても笑ってしまう。

子どもの頃から、いとこい漫才をみることができたのは幸せである。
2人ともお亡くなりになったが、今の時代DVDやネットで見ることができる。


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※両方とも持っている。タイアップではない。




この2人のすごさを私が語ってもというところがあるが、1点だけ。
若いころと晩年とでボケツッコミが入れ替わっている。

だから、DVDなどで、同じネタを新旧で2通り楽しむことができる。
そして、両方ともおもろい。これは本当にすごい。






さて、上に書いたのはいとしこいし師匠の「ジンギスカン」というネタ。
前にもジンギスカンについて書いたし、好きな鍋はこれで決まりやな……




















???
























???



















???










ジンギスカンって鍋?
こういう鉄板の上で、肉を焼く料理やろ。





ジンギスカン鍋2


ジンギスカン鍋6





そしたら焼肉であって、鍋料理ではない。
そこをわざとやったネタなんだろうか。

今頃になって悩んでしまう。
まあ、DVDを見たら、それも忘れてまた笑ってるやろうけど。




ということで、好きな鍋は。
前にも書いたのだが、湯豆腐かな。

湯豆腐は昆布のだしをとった水に絹ごし豆腐が少し入っていればいい。それを煮立てず、ぬるからず熱からずぐらいで食うのがいい。

湯豆腐を頼んで、野菜がいっぱい入っているとがっかりする。
それは豆腐が入った鍋である……


















うーん。










こうなると、湯豆腐は私の中でいわゆる鍋料理と区別していることに気づく。
こうなると、これまで食べた鍋をいろいろ思い出すしかない。









通常は寄せ鍋を食っている。定番の野菜やきのこ、旬の魚などを入れて。
学生時代はたらちり+何かが基本で、金があれば牡蠣を入れてた記憶がある。

瀬戸内の小ぶりの牡蠣は美味い。
土手鍋にすることもあったが、寄せ鍋に入れる方が好きであった。

土手鍋
          牡蠣の土手鍋



てっちりは大阪出身なんで、子どもの頃からなじみがある。
はじめから野菜を入れる、身を全部入れるはご勘弁。

てっちりは骨付きから1つ1つゆっくり食べたいものである。
ふぐの出汁が出た頃に野菜を食べたいものである。

まる鍋(すっぽん鍋)は東京に来てからはじめて食べた。
ようやくこういうものを自分の金で食えるようになったかとしみじみ。


すっぽん鍋

         すっぽん鍋


博多で水炊きやもつ鍋をよく食べた。茨城ではあんこう鍋を何度か食べた。
あんこう鍋は店によって当たり外れがでかすぎる。馴染みの店でしか食えない。

飯田屋でどぜう鍋を食べた。
東京に住まなかったら食べなかっただろう。

どぜう鍋

          どぜう鍋


うどんすきを思い出した。
寄せ鍋だが、他の具よりうどんがメインになってる鍋。

馴染みの店でメニューにないのに作ってもらうことがある。
うどんすきは豪華な具より廉価な具の方がそれっぽい、と勝手に思ってる。






これまでに食ったことのある鍋を思い出すのは結構大変である。
まだまだあるけど、これぐらいにしとかないと、脳が疲れる。



日本中に様々な鍋がある。
様々な肉、魚介、野菜、そして味噌、醤油、削り節、昆布。

いろいろな組み合わせができるだろう。
どれか1つに決めるのはもったいない。

未知の鍋料理にこれからも出会うだろうから。
体力をつけて、まだまだ全国を旅する必要がある。



私たちは次の駅で何かに出会う。
次は○○駅に停まります。           by  銀河鉄道物語