良好な親子関係は必ずしも
血縁に由来しないと考えています。

最近、ある人の投稿記事に心打たれました。
その親子はある意味、複雑な関係でしたが、
血はつながっていなくても愛の深さに関係ないと
言い切れるほどの強い絆がありました。

そうして育った息子さんが18歳で家を出て
成人した今、今度は結婚するタイミングで
再び、巣立っていく。
それを送り出す父親の心境。
読んでいて、深い愛情に包まれました。


そういえば、以前聞いた青木さやかさんの話を
思い出しました。
実の親子だから必ずしもうまくいくとは限らないし、近過ぎて分かり合えないこともあると知りました。

長年わだかまりのあった母を介護し、
あの世へ見送る前に許した青木さやかさんの話は
痛みを伴いました。
と同時に、過去を笑い飛ばせるようになった
青木さんは大きく成長し、精神的に強いと思いました。

そこをいくと、私は甘ちゃんのままかもしれません。
人を信じて疑わないのも両親のもとで育ったから。

私にはどんなときも私を一番に信じて、
愛情深く育ててくれた両親がいます。
まだ記憶のない生まれたときから、
やさしい眼差しを送り続けてくれた存在。
何も疑うことなく、その愛を信じられる存在。

改めて、亡き父と母への愛に感謝が
込み上げてきました。
育ててくれてありがとう。

母が元気なうちに、たくさん会いに行って
たくさん話を聞いて、一緒に美味しいものを食べて
笑い話で笑わせよう。歩くときは手をつなごう。

最近はコロナ禍でなかなか会えませんでしたが
夫の母とも仲良くしています。
おおらかで、朗らかで、やさしくて
料理も裁縫も上手な義理の母。
その母にもたくさんの愛情をもらっています。

子育てに追われていた時期、どれだけ
近くで助けられたか分かりません。
やさしい言葉をたくさんかけてもらいました。

もうすぐ5月、母の日ですね。
ことしは何を贈ろうかな。