こんばんは
ダンナさんは変わらず
極めて厳しい状況で
意識が戻ることはありません
これが事実だから
受け止めないと…
なかなか難しいですけどね
それでも心臓は動いてるから
なんだろなー
きっとやっぱり
私のためだなって
かっこいいよな
らしいよなって
ダンナさんの生き様を
誇りに思うんです
私が自分を責めたり
悔やんだりしないよう
時間をくれてる気がして
だから
ドライシャンプーして
髪をとかしてあげて
手を擦ってあげて
たくさん話しかけて
好きな曲流して
明日は耳掃除しようかな
毎日毎日会いに行って
意識がないのは悲しいけど
でもきっとちゃーんと
伝わってると思うんです
病気になろうと
ずっと変わらず
大切に大切にしてくれてること
日々感じられたから
私は在宅介護ができたと思います
レスパイト入院も
ショートステイも一度もせず
家にいたいという
ダンナさんの譲れない願いを
叶えることもできたのかなって
夫婦を超え
人生の同志な感じだったから
確かな強い絆があったから
大変だったといえば
大変だったかもしれないけど
それ以上にALSという
憎たらしい病気に
二人でタックを組んで
必死に挑んでた感じ
なにくそ!
と夢中だったから
人に言われるほど
大変と感じる暇もなかったし
ALSになったこと
ダンナさんがこんなことに
なったこと
それはそれは悔しいけど
22年間一緒に生きてきて
これほどにも
濃密な時間はなかったなって
あちこち一緒に出かけて
毎月の飲み会も付き添って
麻雀だって行ったし
ダンナさんがやりたいことは
できる限り叶えてきたし
それも私が大切にされてる
といつも感じられていたから
だから意識なくても
今までと変わらず
最後まで私もダンナさんを
大切にしたい
地獄耳だから
一日でも行かなかったら
バレちゃいそうだし