首都圏の梅雨入りはいつに⁉ 史上最遅れに⁉ | 笑う門には福来るのブログ

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【首都圏の梅雨入り平年値は6月7日ごろ】

 葵の花が終わる頃に梅雨が明けるといわれる。今年のご当地市川の葵は見事に咲いて、あと数日で終わろうとしている。

 

 では首都圏も梅雨明けになるのかと思うが、実は今日6月17日になっても気象庁から「梅雨入り」の発表がなされない。首都圏の梅雨入りの平年値は6月7日頃で既に10日を過ぎた。梅雨前線はまだ遥か南の太平洋上にある。

 

 ちなみに沖縄の今年の梅雨入りは5月21日ごろで平年の11日遅れ。九州南部は6月8日ごろで9日遅れ、九州北部は今日17日で13日遅れだった。

 

 昨年2023年の首都圏の梅雨入りは6月8日ごろで梅雨明けは7月2日ごろ、2022年は6月6日ごろで7月23日ごろだった。

 

 気象庁の発表によると、1951年以降で、最も梅雨入りが遅かったのが1967年と2007年の「6月22日ごろ」で、今年はこれを更新して史上最遅になるかもしれない、とマスコミでも話題になりだした。

 

 今後の気象予報を見ると、6月22日(土)に小さな雨マークが点き6月30日(日)まで曇り雨予報が続いているので、どうやら今週末頃に「梅雨入り」の発表があり遅いタイ記録になりそうな雰囲気だ。

 

 これまで一番遅かった1967年の時は、6月22日ごろに梅雨入りして7月18日ごろに梅雨明けでたった26日間。2007年の時は、6月22日ごろに梅雨入りして8月1日ごろの梅雨明けで40日間だった。さて今年はいつ梅雨入りしていつ梅雨明けするのか。これほど遅いのはやはり温暖化・異常気象のせいなのだろうか。

 

【水不足は?】

 これほど6月に梅雨が遅れ降水が少ないと、夏の渇水が心配になってくる。水源の様子をインターネットで調べてみた。やや心配をしたほうがよさそうにはなってきた。

 

 利根川水系の貯水状況は、9ダム合計で有効容量55,163万㎥のうち現在の貯水量は41,547万㎥で貯水率は75%。(前年は81%、前々年は82%)

 

 荒川水系は、有効容量14,420万㎥のうち現在の貯水量は9,532万㎥で貯水率は66.1%。

 多摩川水系は、有効容量21,798万㎥のうち現在の貯水量は18,226万㎥で貯水率は83.6%。