心配だった運転免許更新の「視力検査」 | 笑う門には福来るのブログ

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【眼科クリニックでは「更新は無理」】

 来月初め、運転免許証の5年振りの更新期日がくる。初めての体験となる高齢者講習も先月無事終了している。

 

 最近メガネをしても視力が落ちたな、と気になっていたので、今年初めに眼科クリニックに行って相談した。

 

 眼底検査や眼圧検査を含めいろしろ眼の検査を経て医師と面談した最初の言葉。「検査結果によると、今のままでは運転免許の視力検査の通過は難しいですね。両眼で0.7以上は必要なのですが、そこまで達していません。白内障があるので、手術をするともしかすると視力が上がるかもしれません」。

 

 「メガネのレンズを強度のものにすれば、いくらでも視力は出るものではないのですか?」という私の質問に、「眼の力というものがあって、いくらメガネの強度を上げても、視力が上がるものではありません」と医師のつれない返事。

 

 そしてその後の半年、ドライ・アイの病気も見つかり目薬を続け、メガネも作り直してもみた。メガネ屋さんでは、やはり今までのレンズと同じ度のものになってしまう」とのことだったが、一つ上の度に乱視対策を入れてもらい、1.0までは可能かもしれないというので購入することにした。

 

【そして免許証の更新へ】

 高齢者講習でお世話になった自動車教習所の教官によると、警察署より運転免許センターのほうが、いくらか視力検査は緩いかもしれない」と聞き、恐る恐る運転免許センターに出向いた。

 

 いつもの通り混雑がひどい。今は更新手続は予約制となっているが、高齢者講習を経たものは、講習がないので予約は不要。

 

 更新手数料の2500円を支払い、最初にいよいよ視力検査へ。検査待ちで長い行列が出来ていて、30分位は待たされる。そしていよいよ私の番に。前に視力検査を受けた時には、眼鏡使用になっているのに、まずメガネを外して視力検査をし、左右別々にも行った記憶がある。

 

 もし、視力検査で0.7以上が見えなければ不可となり、更新期間の2ヶ月中に何度も視力検査を受ける必要がある。それでも不合格なら、いよいよ免許返上の事態となってしまう。

 

 さて第1回目の今日はどうなるか。初めて新調したメガネを掛ける。やっと順番がきて部屋に入り黒い機械にメガネを掛けたまま両目を付ける。輪の切れている部分を上下左右と声を上げる。片目毎ではなさそうだ。

 

 最初に大きな輪を読まされ、次に中ぐらいの輪、次に小さな輪を読まされる。問題は最後の輪だが、新調メガネのおかげか何とかはっきり見えて読み上げる。

 

 その間、検査時間はたったの15秒程度。そして終わりましたの係官の声に、一瞬何が起こったのか分からなくなる。視力試験に合格したのだ。今回5回位は視力試験を受ける覚悟で向かったので、あまりのあっけなさに驚く。この半年間の悩み苦しみは何だったのか。

 

 その後、写真を撮影して控室で待つこと8分間。あっという間に更新した免許証を手にすることが出来た。次回の更新はなぜか3年後。きっとまた同じ視力の心配をすることになるのだろう。