千葉県東方沖の「ゆっくりすべり」「スロースリップ」と群発地震 | 笑う門には福来るのブログ

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【困ったもんだ「スロースリップ」】

 最近の千葉県東方沖の群発地震には、千葉県住民はみな心配していて、会う挨拶は「地震、心配ですねえ」。飲料水と簡易トイレの購入が殺到していると聞く。

 

 2月29日にはM4.9で震度4、3月1日にはM5.2で震度4。この1週間で31回の群発地震が発生しているという。

 

 私の住む地域は震源の真下に近く、先日の地震の警報お知らせも地震の後から鳴ったりして、準備の仕様がないので困ったものだ。

 

 国土地理院の発表によると、千葉県東方沖では、陸側のプレートにフィリピン海プレートの境界がゆっくりずれ動く「スロースリップ」が起きていて、最大2センチ動いたと推計されるという。

 

 この地は過去にも「スロースリップ」が数年おきに発生していて、そのたびに地震が活発になっていて、10日~2週間は続き、大きな地震も含まれてきた。政府の地震調査委員会は、震度5弱程度の強い揺れを伴う地震が起きる可能性がある、という。

 

 これまで「スロースリップ」がこの地で確認されたのは、

1996年5月、2002年10月、2007年8月、2011年10月、2014年1月、2018年6月、そして今回の7回だ。

 

 この地では、1987年にはM6.7の「千葉県東方沖地震」で2人が死亡、2018年6月には26回の地震がありM4.4とM4.3の地震が、2020年6月にはM6.1で震度5弱が、2023年5月にはM6.2で震度5弱が発生している。

 

【群発地震】

 2023年11月25日~2024年3月4日の90日間で、能登地方では711回の地震が発生した。千葉県東方沖では31回。

 

 そのうち震度3以上の地震は、能登地方で192回、千葉県北東部で7回(最大震度4)、当地千葉県北西部では6回(最大震度4)。

 

 政府の地震調査委員会で公表している「今後30年以内で震度6弱以上の激しい揺れに襲われる確率を示した予測地図」によると、千葉県は62%、東京都新宿区は47%、水戸は81%だとか。高知・徳島で75%、静岡で70%。

 

 ご当地千葉県北西部では地下に地震の巣があって、北西部地震でも大地震が予想されていて、今回の東方沖群発地震を含め、少々気が気ではない。先日も非常食を少々買い加えたが、1週間分の備蓄って、結構大変。