医療分野に関する市場調査が私に | 笑う門には福来るのブログ

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 高校野球をこよなく愛し、「平和」にも敏感でありたいと考えています。

【ブログ開設12年で初】

 昨年12月中旬のこと。何やらブログ運営会社からお知らせが届いた。読者からダイレクト・メッセージが届いたとのお知らせだ。コメント欄の記入ならともかくダイレクト・メッセージだという。ブログを開設して12年になるが初めてだった。

 

 きっと、AmazonやETC、三井住友銀行などのように、その名を語って中国あたりからの迷惑メールに違いないとはじめは思った。何のメッセージだろう、詐欺メールには引っかからないぞ、と思いながら、恐る恐るメッセージを開いてみる。

 

 それにはこう書かれていた。イギリスの会社の日本支社と名乗っていて、医療分野に関する市場調査を行っているが、私にインターネットを使って1時間ほどのインタビューを行いたいという。

 

 なんでも、担当者の方が昨年私がエッセイで書いた「鼻ポリープ(鼻茸)の手術」を読まれて、これから手術を受けようかと考えている患者さんや医療界に、参考となる手術経験を紹介したいのだとか。

 

【鼻ポリープ手術を受けて】

 唐突感もあり、迷惑メールや詐欺事案ではないかとの不安もあり、どんなことなのか、取り敢えず返信メールを送ってみて判断することにした。

 

 すると、詳細な市場調査の説明が返信され、インタビューを行うか否かの事前の調査も行い、問題なしとなれば、Zoomを使ってのインタビューを1時間程度行わせていただきたい、と書かれている。報酬も1万数千円を支払うと書かれている。

 

 ホームページで確認してみると、結構しっかりした医療分野に特化した市場調査会社のようだ。これまで南北アメリカ・ヨーロッパ・中東・アジアの世界各国で医療に関する市場調査をしているようだ。

 

 これまでの調査実績も、各種ガン、パーキンソン病、ALS,血友病、アトピー性皮膚炎、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)、小児重症喘息などなど幅広く患者や医療関係者から市場調査しているという。

 

 結構「患者中心の医療に向けて」という本気度が伝わってくるので、謝礼はともかく、少しでも私の手術経験がお役に立てるのならと、協力してみることにした。

 

【予備調査と本調査】

 そして先月になり、予備調査と本調査を受けることにした。「Skype」なら、アプリもダウンロードしているし時々使用しているが、「Zoom」はアプリも入っていないし使ったこともない。

 

 その点を質問すると「お送りしたメールにリンクしたアドレスに入ってもらえば、問題なくZoomでインタビューできます」との返事だった。

 

 そして予約の本インタビューの日時に。開始時間の直前に、メールのリンクをクリックしてみると、何やら英語の画面が目に飛び込む。Zoomのトップページのような気がする。どこをどうクリックすればいいのかも分からない。

 

 やはりZoomのアプリをダウンロードする必要があるようだが、英語ばかりなのでどうしていいのかよく分からない。英文をじっくり読んでみてダウンロードしてやみくもにあちこちクリックしていると、突然インタビュがはじまってしまった。

 

 インタビューは、画面越しに行うものと思っていたら、相手の顔は現れず音声のみで行い、小1時間にわたり手術について質問を受けた。これから手術を受けようかと思っている方に、ぜひアドバイスを、と求められる。

 

 私の昨年9月の、拘束時間1時間ほど、手術時間が実質10分ほどの日帰り鼻ポリープ手術が、どれだけ世界の人のお役に立てたものか、さて。