日本で発明された世界的優れもの | 笑う門には福来るのブログ

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【日本人が発明した今では世界で当たり前に使われているもの】

 日本の産業の凋落が言われて久しい。東芝やソニー・パナソニック・シャープなどあの華々しかった電化製品の世界市場の席巻は今や昔となってしまった。

 

 そんななか、先週末の日本テレビ「世界一受けたい授業」で興味深い紹介がなされていた。「日本人が発明した世界発のもの」。インスタントラーメンやカラオケはあまりにも有名だが、その他驚きの商品が次々と現れた。

 

 ◎「ノートパソコン」=それまでデスクトップPCはどれも10㎏以上のものばかりだった。1989年、東芝は世界で初めてのノートパソコン・ダイナブックを発売した。その重さは2.7㎏と従来の1/4の重さで、累計発売台数は全世界で100万台以上を数えた。その後技術革新が進み、現在では900gにもなり、処理速度も1万倍以上に進化した。

 

 ◎「QRコード」=いまでは世界で当たり前に使われているQRコード。Quick  Response(すばやく読み取る)でQRコードと名付けた。デンソーが開発。もともとは自動車工場の生産管理のために作り出されたもの。これまでのバーコードは英数字約20ケタ以内のデータだったが、これが約7000ケタのデータが入れられ、350倍のデータ量に。特許の権利をオープンにしたので、誰でも自由に使用可能になり世界に拡散した。

 

 ◎「フリクション ボールペン」=2006年に発売され、シリーズ売り上げは世界で41億本以上の大ヒットになる。60度以上の摩擦熱で透明になるインクを使用している。書き間違っても後ろのゴムで消せばすぐにその上に別の文字が書ける。緑の葉が一晩で赤くなった「紅葉」がヒントになる。温度変化で色が変わるインクが作れないかと考え作り出された。

 

 ◎「点字ブロック」=岡山の三宅精一さんが目の見えない方のために誘導ブロックと警告ブロックを考案。1967年、岡山県で世界で初めてこれが設置され、現在世界85ヶ国・地域で採用され、世界の

街中に溢れている。

 

 ◎「絵文字」=NTTドコモの社員が携帯電話の絵文字を開発した。ポケベル時代にハートマークだけはあったが、それを携帯電話で約200個の絵文字でスタート。絵一つで感情表現を一瞬で読み取れ、コミュニケーション・ツールとして世界で爆発的に使われるようになった。

 

 ◎「カメラ機能付き携帯」=1999年に京セラから世界で初めてカメラ付き携帯が発売される。翌年にはソフトバンクから、写真を撮ってメールに張り付けられる「写メール」機能が発売される。いまや世界で当たり前の機能になっている。

 

 ◎「カッターナイフ」=オルファ(株)が開発。これまでのナイフは、刃先が摩耗すると研ぐか買い替えるしかなく不便だった。板チョコのように折って使えないものかと思案し、切れ味が悪くなったら刃を折るのを思い付いた。折る刃→OLFAから社名もオルファ(株)になった。

 

 ◎「ウォークマン」=ソニーが開発。録音機能が無いと絶対売れないという声を抑え、録音機能を無くし簡便な機能だけにして音楽を持ち運ぶことに徹した。世界で爆発的に売れ、シリーズ累計4億台以上を販売した。

 

 ◎「ビニール傘」=それまでは、絹や綿の傘で、雨漏りや色落ちがあった。1958年、老舗傘メーカーのホワイトローズが発明。ビニールを被せることでこれまでの弱点を克服。周りも透けて見え格安なので、いまや世界の隅々に浸透している。

 

 その他にも、有名なものが数々ある。インスタントラーメン、青色LED、食品サンプル、レトルト食品(市販用)、パルスオキシメータ―、カラオケ、ゴジラ、自動改札機、新幹線、冷却ジェルシート、ボーカロイド、室内用スリッパなどなど。世界に旅行して「これは日本の発明」と言えばビックリされるものばかり。