世界一の強さ・イクイノックスとルメール騎手の涙ージャパンカップ | 笑う門には福来るのブログ

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【世界王者の圧勝と三冠牝馬2着】

 ジャパンカップのイクイノックスの圧勝には驚かされた。世界王者と3冠牝馬の対決に注目されたが、イクイノックスの走りは異次元の強さだった。

 レースは、パンサラッサの大逃げにも動じずにタイトルフォルダーに次ぐ3番手に。すぐ後ろにリバティアイランドがイクイノックスを完全にマークする。

 4角を回ると、昨年天皇賞秋時よりも楽に馬なりで先頭に立つ。相手は1頭だけとみる3冠牝馬リバティーアイランドがゴーサインを出して並びかけようとするも、坂下であっという間に引き離し4馬身差の圧勝劇だった。勝ちタイムの2分21秒8も、上がり33.5秒も圧巻だった。

 これでG16勝で、昨年天皇賞秋・有馬記念・ドバイシーマ・宝塚記念・天皇賞秋に続き今回のジャパンカップ。10戦8勝。新馬戦以外はすべて重賞に挑戦し、2着に敗れたのは皐月賞とダービーだけ。世界一のホースが日本のクラシックを勝っていないのには不思議感で一杯だ。

 獲得賞金は22億円で、アーモンドアイを抜いて歴代1位となった。キタサンブラックの産駒で、馬名は「昼と夜の長さがほぼ等しくなる時」とか。

 ルメール騎手が、日本でもこれまで1789勝、G1で49勝、重賞145勝もしているというのに、レース直後人目もはばからず涙を見せたのには驚きだった。「説明のできない感情に襲われた。非常に特別な瞬間」とルメール騎手。

 

【イクイノックスの今後は】

 世界の競馬関係者が注目するのは同馬の今後のレース。今回が最後になるかもというムードはこの間マスコミで流れていた。

 もし来月の有馬記念に出走して勝てれば、G17連勝の新記録に加え、天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念の「古馬秋3冠馬」に与えられる2億円のボーナスも獲得する。

 ぜひ来年も走り、日本馬の悲願・秋のフランス凱旋門賞を制して世界一馬を証明して欲しいものだ。

 

【馬券は】

 10年振り以上の私には大金を賭けて買った馬券は、2番イクイノックス、1番リバティアイランドで、馬単で2番→1番に6割、1番→2番に4割。更に3連単で1着・2着を両頭にし3着に17番を含め4頭。

 リバティアイランドがゴール直前に差すとみた予想だったが、硬く々々収まり、馬単260円、3連単1130円には参った。収益は期待したほどには少なかったが、歴史に残るレ-スを見られて満足一杯だった。