【NHK・BS1とBSプレミアムが1波に】
いよいよ来週12/1からBS1とBSプレミアムが1つに統合される。一般にはまだまだ周知されていないで知らない人も多いだろうが、来週1日からいつものBS103番を押しても「統合の案内」しか表示されない。
NHKは「2つのチャンネルが1つに凝縮。面白くならないわけがない」「新チャンネルはテーマパークであり、ワンダーランド。今までなかったような刺激的なアトラクションが皆さんの前に現れる」と宣伝する。
今日はちょうど統合の1週間前にあたり、12/1の番組表がアップされたのでこれを見てみたが、感想としては「雑多に1局に」まとめられて、それぞれの特徴が一気に失われた気がする。
これまではBS1は野球やニュース、BSプレミアムは歌やドラマが特色だったが、とにかくNHKの都合でごちゃ混ぜで足して1になっている気がする。
これまでの両波での「レギュラー番組はほぼすべて継続」とされているが、2つが1つになるのだから、物理的に半分のものが消えるか曜日・時間変更になりそうだ。
12/1の番組表を見ると、例えば朝ドラの「ブギウギ」は午前7時30分に入っているが、来年大谷選手の試合が入ったら、さてどうなるのだろう。
【NHK改革はどこまで進む?】
今年10月から受信料も減額され、12/1からはBSの統合。更にインターネット配信にも繋げ、若者の視聴者大幅減・契約減に何とか対応しようとする。
2026年度からは、NHKラジオ第一とラジオ第二が1波に統合されようとしている。NHK合理化による大幅歳出減の一環なのだろう。
数年前「菅首相のブレーンが“Eテレ売却で受信料は半減できる”」とアドバルーンが上げられたこともあるが、大きな流れはその方向にもなりそうだ。
私自身はNHKを見る機会は少ないが、むしろ大胆に「スクランブル化」して、NHKを見たい人のみが契約し、それ以外はスクランブルをかけることにすればいい話と思う。
それで契約者が少なくなり経営が難しくなるのなら、放送は民放にお任せすればよいし、有料CSなみに受信契約者に特化した番組作りをすればいいと思うのだが。