【春季をパスして6回目の予約】
新型コロナウイルスの第9波は、9月中旬をピークに下火となった。それでもこれまでの例から、寒い冬の正月明け頃をピークにまた第10波が来そうだ。
我が家では、今年6月の血液検査でオプションで中和抗体量検査を行い、夫婦とも高い値だったので(私は1.2万AU/ml)春季のワクチン接種をパス。
その後7月に、不運にも貰いウイルスでカミさんそして私と陽性になってしまい、更に強いN抗体を保有したことになるので、ますます春季接種はしないことにした。
今回23年秋季ワクチン接種で、1年振りに6回目の接種を受けることにし、流行は始まりそうな12月中旬を目途に予約することに決めた。
【少ない接種会場と予約枠の少なさ】
地元市川市では、今回は一般病院での接種のみがファイザー社製だったので、一般病院の予約をしようと思い地元のワクチン接種ネット予約で病院を探すことにした。
今回限りで無料接種となっていて、期限も来年3月までとなっているが、まず驚いたのはこれまでと違い接種可能医院の数の半減。そして大きな総合病院は、ずっと先まで予約が一杯に。
1~3回目接種頃には、接種に力を入れていて、朝から晩まで集団接種会場と見間違えそうな予約枠だった医院も、今回は昼休みの枠のみで、その日の予約人数枠も圧倒的な少なさ。
一方予約表には名前があるのに、接種可能の〇や予約一杯のxの印もなく、空白で入力さえできない医院も多い。
ある知人は、かかりつけ医に電話して7回目の予約を聞いたら、最後のワクチン分が残っているので予約を受けつけてくれたそうだが、その医院はずっと前からネットの予約票に名前すら出ていない。
予約状況が公表されていないが、どうも予約者は期限が3月までのためか圧倒的に少ない模様だ。モデルナの集団接種会場も規模縮小でこれまでのような熱が感じられない。
すでに新型コロナウイルス感染症は過去の病になってしまっている気がする。
国民の半数はコロナ陽性経験があり、高齢者は2割台の模様だが、第10波がきて、子どもから家庭内で高齢者に感染拡大してバタバタと高齢者が亡くなっていく恐ろしい図が起こらなければいいのだが。