新型コロナの第9波のピーク? まだピークはこれから? | 笑う門には福来るのブログ

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【新型コロナとインフルエンザの同時流行で】

 マスコミではほとんど触れられなくなり過去のものになっているが、新型コロナの第9波はいやはやすごいことになっているようだ。

 

 学校内、部活内、会社内などの集団の中で、同時多発的に新型コロナの集団感染が頻繁に起きていて、インフルエンザの集団感染も混在して発生している状況だ。

 

 学級閉鎖は、9月初めで新型コロナで207学級、インフルエンザで42学級だったのが、9/14時点では新型コロナが757学級、インフルエンザが446学級に広がり、現在も更に拡大しつつあるという。

 

 今後は、学生等から家庭内の高齢者にどんどん広がっていくのは今までの例で、死者数も一気に増えていく。1年前の夏の第7波では8/17頃がピークだったが、今年は9月の新学期が始まってから拡大しているのが特徴だ。

 

 定点あたりの患者数では、この2週間位でピークを迎え、僅かに下がり始めたようにも見えるが、新型コロナ政府分科会の元会長の尾身先生は「まだピークには達していない」と明言している。尾崎東京都医師会長は「現在は15000人規模の患者と推計される」と語る。

 

【EG5(エリス)が過半数に】

 8月下旬では、EG5が39.8%、6割がXBBの変異株各種だったが、現在はEG5(エリス)が約6割を占めているようだ。感染力や重症化率は他の変異株より高い可能性があるという。

 

 9/4~9/10の定点あたりの感染者数は全国で20.19人で、東京都は16.36人、地元千葉県は27.45人と発表された。しかし、治療費が有料になり、マスコミでもほとんど報じなくなった影響で、風邪だと思って病院には行かない人が多いといわれていて、実際の推計患者数は、既に第8波を越えてこれまでの最高なのではないかと感染症専門家は言う。

 

 最近マスコミが報じるようになったインフルエンザは、その患者数はそれでも新型コロナの1/5程度。その5倍は新型コロナの患者がいるのに、新型コロナは過去の病気扱いで、その影響で街なかでも今がピークだというのに、マスク姿はあまり見かけなくなってしまった。ジャニーズ問題ではないが、こちらもマスコミの責任は大きい。

 

 インフルエンザでは定点で1人を越えたら流行で、30人を越えたら警報レベルと言われるが、地元千葉県では、1ヶ月位新型コロナは警報レベル近くで推移してきた。現在は全国で宮城県・岩手県に次いで第3位の数値。

 

 喉の強烈な痛みや、発熱、頭痛、関節痛、目の炎症などが見られたら、ぜひ医療機関にかかるか、せめて薬局で2千円程度で販売している抗原検査キットで検査して欲しいものだ。