日帰りで鼻のポリープ「鼻茸」を手術した | 笑う門には福来るのブログ

笑う門には福来るのブログ

 ブログにようこそいらっしゃいました。
 高校野球をこよなく愛し、「平和」にも敏感でありたいと考えています。

【左鼻の奥に巨大なポリープ】

 昨年末のこと。僅かに鼻の奥に鼻水があり呼吸も苦しい気がするので、正月に苦しくなったら困るので、掛かりつけの耳鼻咽喉科クリニックに相談に行った。鼻の気道を拡げるスプレー薬や飲み薬でも出して貰えないかと。

 

 担当の医師が、左鼻に鼻スコープを入れて検査してみて一言。「左鼻の奥に、大きなポリープがあります。手術で取ることは可能ですが、全身麻酔で手術して、1週間程度は入院することになります」と言われた。

 

 首相も最近手術した、いわゆる「鼻茸(はなたけ)」である。キノコのように、鼻の奥の皮膚の上から下にニョキニョキと下がってきて、私の場合太く喉の入り口迄下がってきている。そして気道をほとんど塞いでしまっている。色も灰色で他のピンクの皮膚とは明らかに違う。

 

 以後、服用薬と鼻スプレーを使って毎月1回検査に行き、少しずつ小さくなっていかないか、様子をみることにした。“手術が怖い”のも理由ではあった。

 

 それから9ヶ月が過ぎ、やはり薬ではちっとも小さくならないのは理解した。テレビでもおなじみの院長先生が8ヶ月間担当してくれたのだが、最近鼻の奥に僅かに鼻水があると、鼻茸がピッタと鼻にくっつき、呼吸が辛いことがある。

 

 そこで手術を決心して相談した。すると院長先生は「確かに大きいのだが、日帰り手術で行いましょう。全体で1時間くらい、切除だけでは10分程度で終わります。手術後は毎日消毒に来てもらう必要があります」と軽く答える。半信半疑ながらお願いすることにした。

 

【賞味1時間のの手術で痛みもほとんどなし】

 そして昨日が手術日だった。指定の時間にクリニックを訪れると、最初に液体の麻酔を3回ほどに分けて実施。これで30分。そして本番は医師と2人の看護師で手術を執行。

 

 てっきりスコープについた医療用のハサミを鼻の奥深く入れ、根本から切り取るものと思っていたが、違った。ホースのようなものを鼻に入れて、鼻茸のぶら下がっている一番下から穴の中に入れ、ホースの中にハサミが入っていて、徐々に上まで切っていくのだった。

 

 「鼻茸には神経が無いので、それ本体を切っても痛くはありません。各種器具を奥までいれるので、鼻の内側の壁を圧迫するため、一応麻酔液を塗っています」と院長。

 

 切除には結構3人で悪戦苦闘していたようだが、それでも僅か10分ほど。最後に傷口を薬で治療してガーゼを埋め込んで終わり。全体で1時間弱で終わってしまった。

 

 「鼻茸は、時間が経過するとまたぶら下がってできてしまうものですか?」という私の質問に、「ええ、1年ほどでまたできてしまう人もいます」と院長は笑いながら答える。「喘息が少しあるようですので、鼻茸の原因の一つかもしれません」。

 

 ええ?、1年経ったらまた巨大ポリープが鼻奥の上から下がってきてしまったら困ったものだ。

 

 数年前、大学病院での大腸カメラでのポリープの摘出で、30分くらいの日帰り手術だったが、保険適用が認められ10万円くらいの手術保険金を頂いたことを思い出したので、帰宅後、医療保険の代理店に電話で相談すると、「保険適用の可能性が高いので、申請してみて下さい」との返事だった。