「XBB1.16」が第9波で感染拡大中‼ | 笑う門には福来るのブログ

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【オミクロンXBB.1.16が49%】

 昨年夏の第7波の流行では、全国でのそのピークは8月19日で261,004人だったが、今年も同じ頃に第9波のピークが来るのではと予想されている。

 

 現在の流行株はオミクロンXBB系統がほとんどで、XBB.1.16が49%、XBBが31%、XBB.1.5が12%、XBB.1.9が8%といわれる。

 

 アメリカで多く検出されているのはXBB.1.5で、ヨーロッパではXBB.1.9.1だが、日本ではXBB.1.16がほぼ主流になりつつあるようだ。XBB系統は、オミクロンBA2から変異したもの。

 

 特徴は、これまでワクチンや発症で獲得している中和抗体がほとんど効かない「免疫逃避」だ。抗体をすり抜けて感染する、他人に感染させる感染力が強いのが脅威だ。

 

【喉の痛みが特徴】

 ゴールデン・ウィーク後に5類に移行され感染対策への気の緩みが大きくなり、脱マスク・人流の増加・暑さによる換気がなくなり、いよいよ夏休みが始まり、4年振りの国内大移動が始まった。第9波が大きなものになるのは確実だが、マスコミの関心は薄い。

 

 XBB株の症状として、咳、頭痛、疲労感、鼻水、発熱、のどの痛み、倦怠感などが上がっているが、大流行中のXBB.1.16では、のどの痛みが大特徴で、それに伴う咳、発熱と目の結膜炎が特徴になっている。

 

 のどが痛くて食べ物をあまり食べたくない、イガイガして咳も出るとなるとまず新型コロナウイルスの陽性を疑ったほうがいい。薬局で2000円程度で購入できる「抗原検査キット」で検査すれば、唾液で10分程度で陽性の白黒がはっきりする。

 

 全国でクラスターが数多く発生しているが、会社や学校などで他人にうつしたくないと思うなら、直ぐにまず検査だろう。

 

【9月からのワクチン接種で1価ワクチン】

 これまでのBA.1やBA.5の2価ワクチンでは、XBB系統には効果が薄いため、9月から行われる全年代でのワクチン接種では、厚労省は「XBB.1.5」に対応した新しい1価ワクチンに切り替える方針という。

 

 定点あたりの感染者数は、7/10~16の1週間で、全国で11.04人、地元千葉県では13.18人。5/1の週から較べると全国で6.13倍、地元千葉県では9.35倍にもなる。

 

 5/2の感染者数は、全国で16,972人だったので、単純に掛け算すると全国では102,935人。有料となり具合が悪くてもほとんど病院に行かなくなり実数は3倍はあると推計されているが、すると実際は現在30万人超え?