クラスメートの女性漫画家のこと | 笑う門には福来るのブログ

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 高校野球をこよなく愛し、「平和」にも敏感でありたいと考えています。

 私の高校3年の時のクラスメートに、女性漫画家のSさんがいる。私が高校を卒業してから早いもので40年にもなる。

 Sさんは、中学生の時、入院中に少女マンガ雑誌を見ていて、漫画家募集の記事を見て漫画家になろうと決心したという。
 在学中私は全く知らなかったが、高校時代はせっせと作ったマンガを雑誌社に持ち込んでいて、高校卒業直後、週刊マーガレットでデビューした。
 高校時代のSさんは、もの静かでほとんどあまり周りと話をしないような女性だった。私も結構Sさんと話をしたとは思うが、その話の内容の記憶がない。
 作家名は、本名の名前から1字だけ違った。私が大学生のころは、その名はよく知られていて、当時の少女マンガを愛好する女性ではたぶん知らない人はいなかったのではないか。
 私も当時は時々彼女の作品を週刊マーガレットで見ていたが、正統派のきれいな絵だった。学園物などでは、クラスメートの珍しい名前がバンバン出てきてとても面白かった。
青春学園物、キャリア・ウーマン物、ファミリー物など多彩なジャンルに挑戦。原作が松竹から映画になったこともあった。
 最近4年に1度の高校同期会でお見かけすることがなくなり、私は今では全く少女マンガを読まないので、どうされているのかなと思っているが、便利なインターネットで検索してみると、ハーレークインコミックスなどでまだまだ現役でご活躍のようでなによりである。