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NOTRE MUSIQUE

Elle est retrouvee.
Quoi? - L'Eternitee.
C'est la mer alleee
Avec le soleil.

フランス在住の知人Olivier氏から素敵な映像が2つ届きました!
ひとつはKeren Annのライブ。おそらくTVの企画だと思われますが、小さなバーのようなところで少人数の客の前でやっています。
最初はギターと彼女の二人だけなのですが、次第にメンバーが増えていき、最後はなんとBenjamin Biolayまで登場。映像で初めて見ましたが、彼女はクラリネットを吹くんですね。彼女の歌声と同じように美しくしっとりした音色です。
最近新作をリリースしたばかりですが、演奏しているのはこの“Not Going Anywhere ”からのナンバーが中心。
このアルバムはすべて英語詞なのですが、英語であろうとフランス語であろうと彼女の雰囲気には何も影響しません。知的で少し影のあるウイスパーボイスは、地味ながらも芯があり独特なアンニュイさも合わせ持っています。パンジャマンと共作した楽曲も美しくポップで非常に完成度が高いです。
世界的にも売れたアルバムなのでどこかで耳にしたことがある人も多いと思いますが、聴き込むほど彼女の独特な魅力にハマりますよ。
届いたもうひとつの映像に関してはまた明日。
アーティスト: Keren Ann
タイトル: Not Going Anywhere
今日、近所のレコード店でGeorge HarrisonのDark Horse YearsのBOXセットを発見しました。
1年ほど前に発売されたのですが、価格が少々張るため買いそびれていた一品です。定価15000円はするのですが、中古(盤質A)で9000円だったので思い切って購入してしまいました。
帰って久々に聴いていますが、やはりジョージの歌は良いですね。長らく廃盤になってたのが信じられません。(いまいちなアルバムもあるのですが)このアルバムと、Thirty Three And 1/3とどちらを取り上げるか迷いましたが、ジョージらしさという点でこちらを選びました。
ジョージのアルバムなので派手な曲こそありませんが、全編にわたってジョージの優しさ、穏やかな性格が滲み出てる曲ばかりです。このアルバムの邦題“慈愛の輝き”は当時らしい大胆な邦題のつけ方ですが、雰囲気に合ったナイスなネーミングですね。
クラプトンのギターから始まる“Love Comes To Everyone”Here Comes The Sunの続編的な“Here Comes The Moon”など名曲も多く、自身の名前をアルバム名にしジャケットも顔のUPと自信作であったようですが、セールス的にはいまいち振るわなかったようです。
つくづく早すぎた死が惜しまれます。(涙)
アーティスト: George Harrison
タイトル: George Harrison [Bonus Tracks]
なんと12年ぶりにBilly Idleが新譜を出しました。つーかBilly Idleなんて存在自体をとっくに忘れていましたよ。
いったい12年間も何をしていたのでしょう?
この新作はなんと絶頂期の相棒だったSteve Stevensがギターを弾いています!Steve Stevensもちょっと前は氷室京介バンドでギターを弾いていたのにいつのまにか本国に戻っていたんですねぇ。
彼のギターは相変わらず超一級品で、本作では派手なソロこそあまりありませんが安定したセンスのある職人技的バッキングが聴けます。
Billyの歌も衰えていなくてサウンド自体も全盛期とあまり変わりません。(もともとあまり上手い人ではないのですが)
今から12年ほど前(ちょうど前作が出た頃ですね)に初めてアメリカに行ったのですが、そのときにNYのタワーレコードで白人のおばあちゃんにBilly IdleのCDの場所を聞かれて教えてあげたことを思い出しました。なぜ見るからに旅行者で異邦人の私に尋ねてきたのかは今でも謎ですが、こんなお年寄りがメタルなんて聴くのか!?と激しく疑問に思ったことが記憶に残っています。
あのおばあちゃん、今回の新作は無事に購入できたのかなぁ… 
アーティスト: Billy Idol
タイトル: Devil`s Playground
たまには誰でも知ってるものも書いて欲しいとの意見を頂いたので、発売から少し経ってしまいましたが今日は誰でも知ってるJLoの新譜です。
先行シングルの“GET RIGHT”はメイシオパーカーのSaxがとにかく繰り返し流れる印象的な曲で(メイシオは残念ながらサンプリングで元ネタはJB'Sです)その他の曲も、ダンスチューンありバラードありとさすがに隙のない内容ですが、前作、前々作と比較するとその他の曲はいまひとつ印象が薄いのです。(それでも一般的水準よりははるかに良い曲揃いです。)
個人的には初期のラテン調の曲が好きだったので、タイトルに“Rebirth”とあるとおりもう一度そのあたりを取り上げて欲しかったような気がします。
このアルバムは発売数週間後にDVD付の特別盤がでました。当然ファンは発売日に買ってしまうし、DVDも見たい、で2枚買わせる…こういう売り方はずるいですよね。(私はガマンして1枚しか買っていませんが)
アーティスト: Jennifer Lopez
タイトル: Rebirth + Bonus Dvd
小西康陽氏とのコラボレーション第3弾が出ました。
これをジャズだとかシャンソンと呼ぶのはあまりに軽率な気がしますが、ジャズやシャンソン調の昭和歌謡と考えればなかなか良い出来だと思います。個人的には近年の小西氏の仕事の中では一番好きなのです。
安直な例え方をすると、野宮マキがアンナカリーナだとするとこちらはジャンヌモローでしょうか・・・小西氏のジャズやフレンチに関する造詣の深さやパクリ精神が良い形で表れています。
アルバムタイトルにもなった“戦争は終わった”はピチカート・ファイヴの曲ですが、この曲はオリジナルよりこちらのほうが雰囲気に合っています。
3作目となるとさすがにやや飽きてきた感もありますが、どの曲も短編小説のようなストーリー性を持っていて結構聞き入ってしまいます。ただしジャケットはいまいちで、信藤三雄氏の手がけた“13 chansons”には及びません。(内容もなのですが・・・)
“千と千尋”の湯婆ば(声)を演じつつこんな歌も歌いこなす夏木マリって素敵ですね。
アーティスト: 夏木マリ
タイトル: 戦争は終わった
グラミーを受賞した前作から4年ぶりの新作。
基本的にサイドマンとしてのプレイで本領を発揮する人ですが、前作あたりからソロ作もかなり充実してきました。
どうしても弦楽器プレイヤーのソロ作だと退屈になりがちですが、カバーを多く取り上げ飽きさせない構成になっています。
カバーもジミヘン、プリンス、スティービーワンダーの他にベートーベンの“月光”なんかも取り上げていますが、いわゆる名人芸にはなっていません。
ダブルストップとスラッピングを駆使したテクは相変わらずですが、テクニックが嫌味にならないようにセンス良くアレンジされています。メイシー・グレイとの“Girls And Boys”はhipで粋なアレンジです。ベースサウンドはよりトレブリーになった気がします。
クラプトンとの共作はただの話題作りだなと思いながらも、Legendのアルバムはやはり出さないのかなぁとまだまだミーハー心も捨てられない今日この頃です。
アーティスト: Marcus Miller
タイトル: Silver Rain
なんだかよくは知りませんが、とにかく凄いバンドです。
去年のFuji Rockにも出演したらしく、以前から友人に聴くように勧められてはいましたが、バンド名から食わず嫌いをしていたバンドです。
今日、クアトロでのライブの生放送というビデオを見ましたが、これがとんでもないのです!ステージにはいったい何人のバンドなのかもわからないくらいメンバーが大勢います。(30人以上はいると思われます)全盛期のP-Funk以上ですね。
Tuba、Violin、Flute、白塗りダンサー、舞踏家…と訳のわからない人たちがたくさんいてサックスだけでも何人いるんだか…1989年結成と歴史は古いバンドで、本人達でさえいつの時代に誰がいたのかもわからないそうです。過去のゲストに忌野清志郎がいたりと何人か有名なミュージシャンも参加しているようです。
音はPE'Zやスカパラのようなホーンを中心としたバンドで、Jazz、Funk、スカ、Rock、サルサ、となんでもありのJam Bandですが、ライブはもう乱痴気騒ぎとしか表現できません。それぞれのソロも変テコなフレーズばかり飛び出します。
このバンドはライブを見ないと面白さ半減ですが、江古田「BUDDY」でライヴレコーディングしたというこのアルバムがお勧めです。この作品では渋谷毅氏がオルガンで参加しています。
Caesars(シーザーズ)というスウェーデンのバンドです。
このなかの“Jerk It Out”という曲がAPPLE社のiShuffleのCMで使われ、巷ではそこそこ話題になっています。
CMでこの曲を聴いたときは60年代Deccaレコード所属のMODSグループのような印象を持ちましたが、現代のバンドでした。
オルガンの使い方、ボーカル、コーラスのサウンド処理の仕方等モロにHipstarImageのような60年代の匂いがします。
このアルバムは以前“Caesars Palace”という名で活躍してた頃のアルバム3作品のベストテイクを集めたとのことで、CMで使われた曲以外も良いです。
しかし、iShuffleのCM曲なのにCCCDっていったい…
アーティスト: The Caesars
タイトル: 39 Minutes of Bliss (In An Otherwise Meaningless World)
某友人のブログで話題になっているさだまさしの1987年度作。
アルバムのハイライトは最後の“風に立つライオン”。夫婦愛を扱った関白宣言に対してこちらのテーマはずばり“憂国”
日本と恋人を捨てて単身でアフリカに渡った医師が捨てた恋人に手紙を書くという内容です。(歌詞というよりそのまま手紙です)
本当は歌詞をすべて掲載したいところですが、スペースの都合と曲も良いのでぜひ歌詞だけ読まず聴いてください。
8分超と長い曲ですが、アフリカの雄大な自然の描写とともに日本の将来を憂う気持ち、文明の病が語られます。“あなたや日本を捨てた訳ではなく僕は「現在」を生きることに思い上がりたくないのです”“空を切り裂いて落下する滝のように僕はよどみない生命を生きたい”というフレースはストレートに心に響きます。
1987年の日本というとちょうどバブルが始まりおかしな方向に盛り上がり始めた頃。いまそういう時代背景を考慮に入れて聴きなおすと上記の歌詞はよりリアリティを持ちます。
私がこのアルバムを初めて聴いたのは中学2年生。父親の車の中で聞き二人で泣いてしまったことが忘れられません。
今では遠く離れて暮らす父親との良い思い出のひとつです。
アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸, 石川鷹彦
タイトル: 夢回帰線 プライス・ダウン・リイシュー盤


今日はややマニアな作品を紹介。

Doug Carnという黒人ピアニスト。実はこのアルバムは5月にCD化とのことでまだ発売されていません。

この中でEW&Fの“Mighty Mighty”を取り上げていまして、この曲のみ別のコンプレーションで聴きずっと気になっていました。(このコンピ盤も今では入手難です) オリジナルどおり歌ものでLambert,Hendricks&Rossのようなボーカルが入っていますが、DougはAメロ、サビ、間奏おかまいなしにガンガンピアノを弾きまくります。(ボーカルよりもピアノの音量のほうが上・・・) この自分勝手な無神経さが聞いててとても爽快!

EW&Fのオリジナルを聞いたときはこの半音転調が気持ち悪かったけど、こういうJazzアレンジで聞くと凄く自然でスリリングです。この曲はモーリス流のモード解釈だったのですね。