グラミーを受賞した前作から4年ぶりの新作。基本的にサイドマンとしてのプレイで本領を発揮する人ですが、前作あたりからソロ作もかなり充実してきました。
どうしても弦楽器プレイヤーのソロ作だと退屈になりがちですが、カバーを多く取り上げ飽きさせない構成になっています。
カバーもジミヘン、プリンス、スティービーワンダーの他にベートーベンの“月光”なんかも取り上げていますが、いわゆる名人芸にはなっていません。
ダブルストップとスラッピングを駆使したテクは相変わらずですが、テクニックが嫌味にならないようにセンス良くアレンジされています。メイシー・グレイとの“Girls And Boys”はhipで粋なアレンジです。ベースサウンドはよりトレブリーになった気がします。
クラプトンとの共作はただの話題作りだなと思いながらも、Legendのアルバムはやはり出さないのかなぁとまだまだミーハー心も捨てられない今日この頃です。
アーティスト: Marcus Miller
タイトル: Silver Rain