Funkadelicのアルバムがまとめてデジタルリマスタリングされました。これはその中でも特にFunkadelicがFunkadelicらしかった時代の1971年の代表作。
アルバムタイトルにもなった“Maggot Brain”はまだ若干19歳だった故Eddie Hazelのギターが咽び泣く名曲名演。後年マイケルハンプトンにも引き継がれP-Funkのライブには不可欠な曲にもなりった曲です。後年の“One Nation Under A Groove”にはライブバージョンが収録されていて、これまた名演なのですがこっちのオリジナルバージョンはほとんどギター1本のバッキングで淡々と演奏されており、よりDeepに切実になにかを訴えかけてきます。
サウンドはFuzzのかかりまくったギター他かなり荒削りな音処理がされていてかなりロック寄り。
バンド名の由来どおり、Funk+Psychedelicなサウンドでスライやジミヘンの活躍を横目で見ながら、デビューが出遅れたGeorge Clintonの長年やりたかった実験精神溢れる内容となっています。まだP-Funk特有の馬鹿バカしいほど壮大な宇宙戦略(?)もない頃で、彼らの熱くロックする生身の演奏が聴けます。
ジャケットはFunkやBlackMusicの名作としてTシャツ他あちこちで見かけるほど有名になりましたが、そのうちどれだけのひとがこのアルバムの本質的な素晴らしさを知っているのでしょうか・・・いわゆるBlackMusic=ダンスミュージックという概念とは対極に位置するアルバムです。