「しずくのぼうけん」
作:マリア・テルリコフスカ
絵:ボブダン・ブテンコ
訳:うちだりさこ
しずくちゃんが冒険します。しずくちゃんの冒険を通して、水にまつわることを学べる絵本になっています。
作者はポーランドの作家さん。
最初に読んだとき「読みにくっ!」と夫。文字がちょっと読みにくいかんじの作りなんです。そして、ストーリーも唐突な展開があったり、セリフまわしも独特です。全体的にこの絵本はアートの入ってる雰囲気があります。
アートなんだけど科学の要素も散りばめられています。水が蒸発して雨になったり、凍ってつららになったりという水の状態変化。川を流れている水が自宅の水道にたどり着く流れ。ドライクリーニングは水を使わないんだよ。とかとか。
あんまり分野にこだわらず、水にまつわるあれこれを教えてくれる楽しい絵本です。