「サンタクロースと小人たち」
作:マウリ・クンナス
訳:いながきみはる
サンタクロースと小人たちの、クリスマスに向けた準備作業と、プレゼントを配り終わったクリスマス当日の過ごした方を描いている絵本です。
作者はファンランドの作家さん。絵本の中では日本向けの表現がされていますが、いろいろな国で出版されています。
少しマンガちっくな挿絵とともに説明される、サンタクロースと小人たちの生活。プレゼント準備をしている小人たちは、みんなイキイキとした表情をしています。読んでいて、とても楽しい気持ちになれるクリスマス絵本です。
プレゼントを配るところでお話が終わらず、クリスマス当日を楽しむ小人たちのエピソードが描かれているのもいいストーリーだなと思います。
挿絵がとても細かに描かれているので、絵の隅々を見ながらストーリー以外も楽しむことのできる絵本です。うちの次男は、ストーリーより絵を楽しんでいたようです。
例えば、絵本のいろんな場面にこんな風に目があるので、次男はこの目を探していました。これは表紙に描かれている目。
先日、なかなかこの本が借りられないというコメントを書いたのですが、クリスマス1週間ほど前に図書館で借りることができました。この絵本を読んでワクワクを高めながら、クリスマス当日迎えることができました。
うちの子たちは、まだサンタさんを信じていてくれているようです。次男は昨夜、イブ焼肉中に「おうちにいない間にサンタさんがきたら、あれ?誰もいないよ、ってビックリしてるかもねー」とカワイイことを申しておりました。
昨夜、子供と一緒に眠ってしまい、朝も息子が私より早く起きてしまったので、別のことに気をとられてる間にお布団の横の分かりづらい場所にプレゼントをおいて「あれ?あそこになにかおいてあるよ」と声をかけて、うまくプレゼントの置き忘れをごまかしました。気づかないわけのない、大きいプレゼントでなくて良かった。
メリークリスマス。
今年も家族みんな笑顔で迎えられて良かった。