春を迎え日中は暖かいですが、
朝晩などは冷え、
足元が冷えやすくなっています。
寒暖差により、
知らず知らずのうちに
体にも負担がかかっています。
意識的に
足元・首元は温かくしたり、
なんとなく疲れたなと感じた時は
早めに休むようにしたいですね。
今回は
疲れたりすると発症しやすい
帯状疱疹のお話です。
帯状疱疹とは?
帯状疱疹は
日本人の約6人に1人が発症するといわれています。
疲労のシグナルともいわれ、
早期治療が大切です。
特に目の周辺に現れたブツブツには要注意です。
帯状疱疹の原因は水疱瘡のウイルス
帯状疱疹は文字通り、
体のラインに沿ってベルト状に現れる赤い発疹のことです。
小さい頃にかかった水疱瘡のウイルスが
長い間体内に潜んでいて、
- 過労
- ストレス
- 加齢
などによって
免疫力が低下したときに症状が出てきてしますのです。
帯状疱疹の症状
症状の特徴は、
- 発疹が出る前に痛みがあった
- 体の片側に発疹が出る
- 痛む部位と発疹の部位がほぼ同じ
ということ。
チリチリ、ピリピリ、ズキズキといった
強い痛みを伴います。
患者数は50代~60代と、
20代ピークがあります。
50代~60代
加齢などによる免疫力の低下
20代
子どものころに獲得した免疫が
弱まる頃にストレスが重なるため、と考えられています。
チリチリという痛みを感じたあとに、
その場所に発心ができたら
すぐに皮膚科を受信するようにしましょう。
帯状疱疹の症状や痛みは、
2~3週間経つとかさぶたになって治りますが、
目の周辺にできた場合は、
角膜を傷つける恐れもありますので、
十分な注意が必要です。
子どもと妊婦
水疱瘡を経験していない子どもは、
大人の帯状疱疹が感染して水疱瘡になることがあります。
また、妊婦にウイルスが伝染し、
胎児に感染する可能性もあります。
帯状疱疹が出た場合、
子どもや妊婦との接触はできるだけ避けましょう。
目から耳にかけての発疹には要注意!
自然に治ることが多い帯状疱疹ですが、
目の周りに出た時は、
視力障害を引き起こす可能性があるので、注意しましょう。
まれですが、
帯状疱疹のせいで角膜を損傷してしまうと
治療した後も角膜に混濁が残り、
角膜移植が必要になるケースもあります。
帯状疱疹の発症と共に、
顔面神経や聴神経・平衡感覚を司っている
前庭神経に障害が起きることもあります。
- 顔面神経麻痺
- 耳鳴り
- 難聴
- めまい
- 眼の痛み
- 頭痛
- 味覚障害
などを引き起こすこともあるので、深刻です。
帯状疱疹の予防と対策
帯状疱疹を予防するには、
日頃から「疲れたな」と感じたら
- 無理をせず休養をとること
- ストレスを抱え込まないようにすること
が大切です。
- 毎日の生活習慣を見直す
- 十分な睡眠
- バランスのとれた食事をとる
心がけましょう。
無理をすると、
どこかで体が「休んで」というサインを送ってきます。
帯状疱疹もそのサインの1つ、と考えてよいでしょう。
休養
休養は、
体の免疫力を高めるうえでも重要なことです。
- ゆっくり食事をとる
- 入浴で体をリラックスさせる
- 好きな音楽を聴く
- 読書をする
- 休日の楽しい計画を立てる など
心と体を休ませてあげてくださいね!
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