時代とともに疲れ目の原因も変化しています。
昭和の頃は読書、勉強、テレビの見過ぎぐらいでしたが、
令和の今、問題視されているのは
パソコンとスマホによる目の疲れです。
眼精疲労から近視が進む以外にも、
子どもの斜視、若者のスマホ老眼など
症状は深刻化しています。
現代人の目に休日はありません。
そんな時に目の調子を整えるのに、
お役に立つ食材や生薬があります。
【食材】
*かき*
身体を冷やす性質は「涼」なので、
かにの「寒」よりも少し穏やかになりますが、
生がきは冷えが気になる方には不向きです。
目と頭の疲れている感じが抜けない、寝つきが悪い、
イライラするなどの症状を和らげるには、
羚羊角との相性はいいと思います。
味 :甘 (脾を養う。滋養強壮など。)
鹹 (腎を補う。固いものを軟らかくするなど。)
性質:涼 (体を穏やかに冷ます。)
平 (寒熱どちらでもない。)
味や性質について
詳しくは こちら(陰陽五行)
【生薬】
*羚羊角(れいようかく)*
羚羊角は、【肝】のたかぶりを鎮めます。
肝臓は、
血液を貯え、体内の血液量を調節する働きを持っています。
また、新陳代謝、情緒の安定、さまざまな器官の調節機能、
胆汁の分泌などの機能があると東洋医学では考えます。
中枢神経系・自律神経系・循環器系などの作用も併せ持ち、
【肝】の機能が低下すると
不眠やイライラなどの症状が現れます。
また、【肝】は、目と特に密接な関係があるため、
視力低下や眼精疲労には、
【肝】の不調が考えられます。
肝臓が悪くて、その結果、
目の病を起こしているものと考え、
羚羊角はそれをよく見えるようにします。
東洋医学で眼精疲労は、血を消耗すると考えます。
疲れで目が充血するように、消耗は血の状態を悪くします。
すると脳内の血の状態にも、
イライラや不眠などの悪影響を及ぼします。
羚羊角は、
目と頭の疲れを吹き飛ばす働きをする生薬です。
味 :鹹 (腎を補う。固いものを軟らかくするなど。)
性質:寒 (体を冷ます。)
味や性質、【肝】について
詳しくは こちら(陰陽五行)
動物生薬「羚羊角」配合の漢方製剤もありますので、
ご相談くださいね。
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