石造を求めて№60
沖縄県東村慶佐次の按司墓(共同墓) 創墓年代1887年頃

家形墓(ヤーグァバカ):平地に外観が家の形(切妻形)をした破風(ファーフー)墓形式の墓である。
側面には三段の石積みがあり、下二段は隅丸で水平に築き、上段は屋根傾斜に合わせてゆるい山形に築かれている。やや雑なあいかた積みと相まって親しみやすく独特な形をしている。

左側面

側面壁から伸びてきた墓庭を囲っている庭囲い(ナーガクイ)は低く積まれ、かつ墓庭(ハカナー)を広くなるような造りになっている。

右側面:地形に合わせて二段の石積である。
墓正面は丁寧な切石積みとなって、屋根はモルタル補修されている。