石造を求めて№96 丸井戸、四角井戸(掘り抜き井戸)沖縄県本部町水納島(みんなシマ)
本部半島の渡久地港から高速艇で15分程度で行ける島。シマの形が三日月型に見えることから「クロワッサン アイランド」と呼ばれ、透明度の高い水納ビーチはシーズン時は観光客でにぎわっている。
島の南側にある水納御嶽(丸井戸の南側)
水納島は琉球国由来記(1713年)によると島全体が「メンナノ御嶽」と呼ばれ瀬底村と表示されている。かつては無人島であったようだが明治23年に瀬底島から農業のために移住して人が住み始めたと言われている。
島名は水資源が乏しいことから水がない島(水無島)みんな島の由来とされる。井戸は島の南東側に位置している。
丸井戸:男用、島で最初にできた井戸、奥(上)には水納御嶽がある。
丸井戸:南からの眺め(ウコールが見える)
丸井戸内部:直径1.2m、深さ約3m、琉球石灰岩布積み
四角井戸:女用、洗濯や水浴び場として使用、モクマオウの大木に囲まれている。
四角井戸:コンクリート補修されている。コンクリート部に昭和8年建立とある。
四角井戸:井戸内部、幅1.1m×奥行0.9m×深さ約3m 石灰岩布積み
両井戸とも塩分の混じった水で、飲み水は天水(雨水)を利用したらしい。
離島県である沖縄の島々では天水タンク(水カメ、他)が普及していた。
シマ(島)では水は命!水神として感謝を捧げる場でもある。
(写真は2018年9月13日写す)






