知らないと案外怖い 法律問題の基礎知識 -26ページ目

知らないと案外怖い 法律問題の基礎知識

法律は弱者の味方ではありません。「知らない者が損をする」んです。専門家に相談したほうが結局は得、ということが多い知らないと怖い法律問題のあれこれについて綴っていきたいと思います。

3人姉弟の長女のママ友は、典型的長女というかんじで責任感が強くまじめな女性です。学校でも進んで役員を引き受けてくれたり、パート先ではリーダー、そして家庭では母親の介護をしています。以前は近くにマンションを借りて住んでいたのですが、母親が認知症になってからは、家族で実家に住み、家族で献身的に介護をしていました。介護もしながら、パートに学校の役員に、毎日忙しく過ごしていました。さすがに体調を崩したことがあり、義理の妹にサポートをお願いしたことがあったそうですが、何だかんだ理由をつけて、まったく手伝ってくれることはなかったそうです。若いお嫁さんだから、介護の手伝いなんてしたくないわよねと言っていました。
介護生活も5年ほど過ぎ、母親は亡くなりました。お葬式にも参列しましたが、気丈にもママ友がほとんど1人で仕切っていました。最近、ようやく落ち着いたということで、ランチをしたら、相続問題でもめていると言っていました。弟たちはずっと住み込みで母親の介護をしてくれた姉に感謝の気持ちでいっぱいで、それぞれマンションを買っているので、お姉さんが相続してと言ってきたのですが、後から介護を断った義妹が「お姉さんは嫁に行ったのに、相続するなんておかしいです。本来なら長男が家を継ぐべきではないですか?お姉さんが家を相続するというなら、現金でいただきます」と言ってきたそうだ。まさか義妹がしゃしゃり出てくるとは思いもしなかったと言っていました。
中学時代から仲良しの3人組。先日とんでもないことが起きてしまいました。A子は3人の子供をパートをしながら育てているママ。自宅は郊外の小さなマンションに住んでいます。結婚10年になる旦那さんとは大学時代からの付き合いで、子育てや家事に協力的で奥さんを大切にする理想的な旦那様です。結婚10年目とは思えないほどとてもラブラブな夫婦です。
B子は独身生活を謳歌する超美人モデル。雑誌やCMでも活躍し、都心の超高層高級マンションに1人で暮らしています。もちろん男性がほっておくわけがなく、付き合う男性もお金持ちの男性ばかりです。結婚願望はないわけではないのですが、理想が高すぎて、なかなかいい人に巡り合わないようです。私も生まれ変わったらB子になりたいと思うほど華やかな生活をしています。
しかしある日A子が「パパをB子に取られた」と泣きながら電話がきました。なんと、A子の旦那さんがB子と浮気をしたというのです。とても信じられず、すぐにB子に確認の連絡をしたら、本当だと言うのです。しかも悪いと思っていない様子で「一回だけ、酔っ払ってしただけ。もう、私最近嫌なことが沢山あって、イライラしてたところにA子の4人目の妊娠を聞いて、なんでA子ばかり幸せなんだろうって思っちゃったのよね。嫉妬してたのよ、前から。だから旦那さんを誘惑しちゃったの。旦那さん、最初は拒否してたけど、案外簡単だったわ」と言っていました。
その後A子は実家に戻り、離婚の危機。なんとか元の仲良し夫婦に戻ってくれればいいのですが。女性の嫉妬って怖いです。
近所に住む一家が引っ越しをすることになったと連絡がきました。子供が同じ年なので、小さい頃はよく公園で一緒に遊んだりしていましたが、お受験して違う小学校に行ってしまい、最近はなかなか話す機会がありませんでした。先日お別れのランチに行ってきて、詳しく話を聞いてきました。どこに引っ越すのか聞いたら、お隣の区に住む旦那さんの実家に二世帯住宅を建てたので、そこに住むことになったそうです。旦那さんは一人っ子で、いつかはその家を相続することになっていたそうなのですが、相続税が上がったら、税金を払えそうにもないので、二世帯住宅を立てて一緒に住むことになったそうです。二世帯住居で一緒に住むと、小規模宅地等の特例というのが適用され、土地の評価額が80%減額されるとか何とか言っていました。説明を聞いてもよくわかりませんでしたが、どうやら来年から相続税が上がるので、相続税問題は他人事ではなくなるそうです。きちんと対策をしておかないと大変なことになると言っていました。それを聞いて、私も焦りました。これから旦那さんと勉強して我が家にできる対策はあるのか、検討したいと思いました。
転職を繰り返し仕事が安定しない男友達。しかしルックスは某人気俳優に似た超イケメンなのです。性格は非常に大人しく少々女性的な男性です。イケメンなのに男を感じさせない、今増殖中の草食男子です。
奥さんは女医さん。彼女はどちらかというと男性的な感じで非常にサバサバしている女性です。彼女は非常に面食いで、友人の顔に惚れて結婚したそうです。
結婚6年目のこと、彼は7社目の会社をクビになったそうです。転職活動も上手くいかず、イライラとして奥さんに何度もあたってしまったそうです。
奥さんはしばらく我慢していましたが、さすがに堪忍袋の緒が切れついに離婚を切り出されたそうです。彼も離婚に応じ、あとは離婚届を提出するだけになったときになり、奥さんの妊娠が発覚したそうです。奥さんは1人で育てていくからとそのまま離婚をするつもりでいましたが、彼が「これからは僕が家のことと子育てを全てやるから、離婚するのはやめよう」と言ったそうです。仕事を続けたい奥さんもそれならやりなおしてみようかということになったそうです。
現在は、離婚話が嘘のように、家族3人平和に暮らしているそうです。転職を繰り返してきた友人ですが、ようやく主夫という天職を見つけたようでほっとしています。
旦那の知人夫婦でかなり変わった夫婦がいます。お互いに愛人がいるというのです。結婚10年、子供もいないので、結婚生活が長くて冷めきった関係なのかと思ったら、そうではなく、新婚当初からそのような夫婦関係で、お互いの結婚の条件が愛人を持つことだったそうです。何のための結婚なのかと思ってしまいましたが、当人はお互いに愛人をもつことにより、夫婦の仲が深まると言っていて、確かにとても結婚して10年経っているとは思えないほど仲が良いそうです。
しかし先日困ったことが起きてしまったそうです。旦那さんが若い愛人に本気になってしまったそうなのです。しかもその愛人を妊娠させてしまったとか。奥さんは約束が違うと怒り心頭で、旦那さんと愛人に慰謝料を請求したそうです。
少しだけそういう夫婦関係もいいかもしれないと思ってしまいましたが、やはりそういう結果になる確率が増えてしまいますよね。
結局その夫婦は離婚し、旦那さんは奥さんに多額の慰謝料を支払い、愛人と結婚したそうです。また奥さんも以前付き合っていた愛人と結婚が決まったそうです。そしてお互いに今度の結婚は浮気をせず一筋でやっていくと決めたそうです。
ママ友が増税前に高級外車を買いました。夫婦そろって車好きで、二人でずっと欲しかった車だそうです。そのために他の贅沢はせずコツコツと貯金をしていて手に入れた車。それはそれは嬉しそうでした。ゴールデンウィークには、家族で旅行がてら長距離ドライブをする予定と楽しみにしていました。
しかし、先週のこと、ママ友が旦那さんを送りだした後、すぐに旦那さんからの電話が鳴ったそうです。旦那さんが出勤前にマンション駐車場内に停めてある車を見に行ったところ、なんと大切な車に大きな凹みと傷がついていてるというのです。すぐに駐車場に行って確認すると、かなりの大きなな傷。ママ友はショックで倒れそうになったそうです。どうやらマンション内での当て逃げ事故のようです。管理人さんと一緒に車の塗料のついた怪しい傷のある車を探し出し、持ち主に事情を聞きに行ったそうですが、「その傷は昔からある傷だ。当て逃げなどした覚えはない。当てたというなら証拠を出せ。そんな疑いをかけられてとても嫌な気分だ。だいたい自慢げにそんないい車に乗って、誰かに嫌がらせでもされたんじゃないのか?」と逆切れされたそうです。しかし、その持ち主の車の傷の位置と、自分の車の傷の位置は一致するし、塗料までついているのだから、その持ち主がやったのに間違いないそうです。弁護士さんに依頼するか迷いましたが、マンションの住人同士で関係が悪くなるのはよくないので、泣く泣く自分たちで修理代を出すことにしたそうです。
友人の父親が先日亡くなりました。70歳でガンでした。数年前にガンを宣告されていて入退院を繰り返していたので、心の準備はできていたそうです。友人は父親の事をあまり良く思っていなかったので、あまり悲しくなかったと言っていました。父親は仕事こそ順調だったものの、家では母親に暴言を吐き、また愛人を作っていたそうです。母親の涙を何度見たかわからないそうです。そんな父親の姿を見ているので、友人は父親に嫌悪感を抱いていたようです。
しかも亡くなった後、遺言書が発見されたのですが、その内容が、愛人女性にも財産を分けるという内容だったのです。愛人とはクラブのママで最近経営が行き詰っているらしく、それを助けたいという父親の思いだったのです。母親は遺言書の内容を見て、また泣いたそうです。友人は何かで「遺言書による愛人への財産の贈与が、公序良俗に反するため、無効になった」という裁判の判例を見たことがあたので、これから知り合いに優秀な弁護士を紹介してもらい、遺言書を無効にしてもらうようにするそうです。
ずっと苦労をかけ続けさせられた上、遺言書でも裏切られた友人の母親に同情します。
最近アルバイトで仲良くなった女性は現在55歳です。娘がいるそうで、結構話が合うので、色々と話をしています。最近は女性の身の上話を聞きました。おばさんは結婚35年だそうです。お見合い結婚で結婚したそうですが、正直タイプではなかったし、しかも今まで何度も浮気もされたし、家事もまったく手伝わないどころか、料理や掃除の仕方に文句ばかり言うそうです。今まで何度か娘を連れて、家出をしたこともあり、離婚を考えてきたそうですが、その度に謝られ、娘のこともあるので、離婚はしないで何とか我慢してきたそうです。旦那さんは定年を迎え家にいるので、二人でずっと家にいると気がおかしくなりそうなので、アルバイトを始めたそうです。しかし、毎日家にいるようになり、旦那さんがますます色々なことに文句をつけるようになってきて、かなり限界にきているみたいです。見かねた娘さんからも「もうお母さん離婚して自由になったら?」と言われ最近離婚を考えるようになったそうです。でも離婚は義母が亡くなってからだそうで。その訳は、義母には相当な財産があるらしく、その義母が余命あとわずかと宣告されているそうなのです。財産は一人っ子である旦那さんが全て相続するので、それを相続したあとに離婚すれば、自分にも慰謝料と財産分与でお金が沢山入ることを期待しているとか。ここまで我慢してきたので、あと1~2年頑張るそうです。
先日友達から離婚の相談を受けました。彼女は結婚して10年。子供はいません。離婚原因は性格の不一致だそうです。数年前から些細なことで言い争いが絶えなくなり、双方離婚に合意しているそうです。お互い仕事もしているので慰謝料もなし。しかし一つだけモメていることがあるのだそうです。それはペットの犬のタロウ。子供のいない二人のとって、タロウはわが子のような存在。タロウは子犬のころ捨てられていたのを旦那さんが拾ってきたそうです。当時はペット不可のマンション住まいだった二人は、すぐに庭付きの一戸建てを購入。庭にはタロウの小屋を建てたそうですが、外ではかわいそうだからと、結局は家の中で飼っていたそうです。共働きだった二人でしたが、散歩も二人で分担して行い、タロウが病気になったときにはどちらかが休みをとって看病し、それはそれは大事に大事に育ててきたそうです。話しながら涙を流す彼女。私が「離婚するのをやめて、タロウと3人で一緒に暮らせばいいじゃない?」と言ったら、やっぱりそうかなぁーとさらに泣き出してしまいました。私に話しながらタロウと旦那様との楽しかった日々を思い出していたら、旦那さまとやり直してもいいかもと思ったそうです。もう一度旦那さまと話し合ってみるといって帰っていきました。また3人で仲良くくらせることを祈っています。
先日近所のおじさんから聞いた話です。おじさんは長年おじさんのお父さんと同居していて、おじいさんは去年亡くなりました。私もおじいさんには良くしていただいたので、お葬式にも参列しました。おじいさんの死後、住んでいた家を相続したそうですが、だいぶ古くなっていたし、おばさんも足腰が弱くなってきていたで、バリアフリーにするために家を建て直したそうです。建てなおすための費用もおじいさんの財産から出したそうです。最近ようやく完成し、快適な生活を送り始めたときのこと、突然おじいさんの娘だという人が訪ねてきたそうです。話を聞いてみると、おじいんさんがおばあさんと結婚する前、交際していた女性を妊娠させてしまったそうです。おじいさんは結婚するつもりだったそうなのですが、親の大反対があって親が手切れ金を払って別れることになったそうです。おじいさんのことが大好きだった女性は、1人でおじいさんの子供を産み育てたそうです。訪ねてきた女性がその子供だというのです。そしてその女性は「父が亡くなったことを知らず財産を受け取ることができませんでしたが、私にも財産を受け取る権利があるはずです」と言ってきたそうです。おじさんは相続について何も知らなかったし、まさか他に子供がいるなんて知らなかったので相続人調査などしなかったとか。現在、その女性と金額についての話し合いをおこなっているそうです。