前回のブログにも書きましたが、アンプの準備に取り掛かりました。
先日入手したGX-70AXの内蔵アンプを流用する計画であります。
早速分解開始。
黙々とネジを緩めるだけです。
思ったより作りは良いです。10年前位に実売10,000円位したようなのでまぁ、まぁです。
アンプ部を取り出しました。
メイン基板です。電源回路、ミキサー回路、パワーアンプ回路が二層となっています。
パワーICはTDA2616。オペアンプはNJM2068.
安物アンプですが、ミニコンポ並みの内容です。
言い方を変えれば値段の割に良い音が期待出来る!!!です。
パソコンアンプには必須であるトーン回路も先日手当したAIWAのアンプより贅沢な
作りとなってます。
最後に電源トランス
コイルに銅板が巻き付けてあり、超コストダウンは行ってないようです。
回路を目視で点検すると↓を発見
この写真では見えませんが、オペアンプに給電する回路の+側の基盤が焦げてます。
アップの写真
基板が焦げて10μの外装が変色しています。元はブルー色。それと平滑の4700μの一部も
外装が変色しています。この平滑用コンデンサーは高さが低い物であり
廃版らしく交換が出来ず、無事な事を願ってます。
多分、真ん中の470Ωが発熱していて経年で基盤を炭化させたと思われます。
コンデンサーの交換は必須でポイントは限られたサイズにどう収めるかが肝かと思います。
ツマミ等も大きい物を使い、操作しやすいアンプに仕上げる予定であります。