【日常】積雪のニュースと遠い記憶 | ●○ 駄文2.0 ○●

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大阪 → ホノルル → ロンドン → ボストン。日々の由無しごとや思いついた事だとかを。

大阪で11年ぶりに積雪の知らせをYahoo!ニュースで見て、びっくりすると同時に11年前にそんなことあったかな、と。

16の頃ってことは、あの京都の某高校で1-2年生をやってたはずなんだけど、当時のことを思い出すことってほとんどなくて。それは多分思春期の真っ只中だったり、勉強についていけなくて辛かったり、あまり好きな人が周りにいなくて楽しくなかったりと、いかにも若者的な精神状態での生活を送っていたからだと思うんだけど。

そうそう。思い出した。一度大雪が降って電車が遅れたことがあった。いつになっても電車が来なくて、大阪駅はものすごい混雑になっていた。やっと乗り込んだすし詰め状態の快速電車も、サラリーマンと学生を乗せたまま、動いたり、止まったり、とてもひどいことになっていて、いつもなら30分の道のりを、2時間あまり掛けての到着になったんだ。

挙句の果てには、遅刻する生徒があまりに多く、舞鶴の方から来てるクラスメイトなんかは完全に電車が止まってるわ、京都市北部のクラスメイトもバスのドアが凍って開かないとかいう訳の分からない状況を体験しているわ、とても授業どころじゃなく、特殊な体験をみんなで話し合っていた気がする。今思えば、教師たちは無事に到着してたのかどうかも怪しい。

・・・あれ?違う記憶もある。

学校へ向かう途中で引き返してくる友人に出くわし、その場で休校になったと聞いた記憶だ。もちろんその上でわざわざ駅から15分以上も雪の中を歩くわけもなく、そのままうちに帰ったんだっけ。今出てきたばかりの京都駅へ引き返し、来たときよりはまじめに運行している電車に揺られて、大阪駅の辺りの景色が空まで白く見たような・・・。

あれ・・・。

あれ?

クラスメイトたちと話してたのは後日のことだったのかしら。そう考えるのが合理的な気もする。だって11年前だもの。仕方ないじゃん。仕方ない。

ええと、人はほら、忘れていく生き物だから。だから生きていられるんだから。

こうやって記憶の断片を、自分の思うままに並べ替えて、紡ぎなおして、時には(無意識に)想像力で補って。それでそれぞれに人生の物語を持っているから、みんなの人生は色鮮やかでステキなのだ。

11年かー。