ソフトウェア不具合をゼロにする! -3ページ目

フェールセーフとは

フェールセーフとは、


 装置やシステムに故障や不具合が発生したときに、

 安全な方に収束するように制御する


という考え方で、信頼性設計のひとつです。


身近な例ですと、電車やエレベータの扉があります。

扉を閉めようとした時に人やモノが挟まれると自動的に開きます。


 「人やモノが挟まれる」という不都合に対して、

 「自動的に扉を開ける」という安全策をとっている。


これがフェールセーフです。


私たちが普段何気なく使っているものには、多くのフェールセーフが組み込まれています。そして、このフェールセーフによって、私たちは守られています。


フェールセーフの機能自体はめったに使いません。使う場面がないほうがいいのです。しかし、安全のために必要なもの。作り手として手は抜けない部分です。

制度設計にもDRBFMを

DRBFM(未然防止型設計手法)は、もともと製造業の現場から発想されたものですが、いろいろな場面で応用が利きます。


その中でも特に導入したほうがいいなと思うのは、制度設計の現場です。


年金に関する制度や裁判員制度など、新聞やテレビなどで報じられています。その報道において、制度の導入時点では考えられていなかった場面で問題が発生した(もしくは、発生しそう)という内容がいくつも聞かれます。


「そんなところも考えていなかったの?」というものさえあります。


そのたびに、「制度設計にもDRBFMを導入してほしい」と考えてしまいます。


今のところ、私が導入のターゲットにしているのは、ソフトウェア開発の現場ですが、いろいろな場面に応用される日が来ることを願っています。

【雑談】5秒CM

最近、SHARPのプラズマクラスターのCMをよく見かけるのですが、このCMは普通のCMより短いです。しっかり計ったわけではありませんが、5秒くらいのようです。


CMと言えば、15秒単位だと思っていたのですが、

よくよく調べてみると昔は5秒CMが主流だったらしいです。


しかし、「伝えたいことを伝えるには、5秒では短すぎる」という理由で15秒以上が主流になっていったようです。


15秒CMが全盛の時代に、5秒CMが入っていたためか、短時間にも関わらず印象に残っています。CMの目的は、十分に満たされていますね。


もし5秒にすることでスポンサー料が1/3になっているのであれば、以前と同じ費用で回数は3倍。それだけ人の目に触れやすくなり、効果的だなと思います。


昨今の不況により、広告料が減ってきているとのこと。

5秒CMをちょくちょく目にする日が来るかもしれませんね。


なお、SHARPのプラズマクラスターの5秒CMは、地デジカのCMとセットとなっているようです。総務省とタイアップしているのかもしれませんね。

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6/19追記:


本家シャープのWebページによると、


「プラズマクラスター」搭載エアコンの『なるほど』『すごい』を伝える30秒CMと、
「プラズマクラスター」技術のブランドマークと効果を伝える5秒CMを織り交ぜて放映しています。

(引用元:CM詳細情報|広告ライブラリー:シャープ )


とのことです。

30秒CMでじっくり見せて、5秒CMで印象付け。

効果的に使い分けているようです。